原価計算、、、
ほんと大事
驚くほど部品単価が値上がりしているので、定期的に見直そう。
っていう先輩風を吹かせながらも、知らないうちに利益が減少した作家の自戒を込めて作成した原価計算フォーム。
minne用の原価計算フォームも作っているので、興味があれば使ってよ。
ほぼほぼ変わらないけど(´・ω・`)
目次
Creema用 自動原価計算フォーム
計算フォームは3種類。
- 1:ざっくり原価計算・・・製品単価のみ
- 2:しっかり原価計算・・・部品点数を5個入力可
- 3:しっかり原価計算(もっと)・・・オプション、ラッピング入力可
僕が使うときはこんな感じ
- 【ざっくり】でおおよその製品価格を決め打ちして、製品開発するか決める
- そこから詳細設計のために【しっかり】でおおよその原価を出す
- 一番ネックとなる【工数】を削減するために【しっかり(もっと)】を使う
試作段階では2の【しっかり】で終わることが多いかな。
自分のショップのスタメンに入りそうなら、3【しっかり(もっと)】でコストダウンを図るって使い方だ。
値段の付け方に迷っているなら
僕の失敗談と値段設定の経緯を紹介しているので興味があれば読んでほしい。
驚異の原価率77.6%という数字の理由を見ていってよ。
自動原価計算フォーム
Creemaの手数料 税込み10.67%
今回つくった原価計算フォームは、手数料を一律10.67%としている。
【税込み10.67%】は決済総額に対して引かれる。
決済総額=作品+オプション+ラッピング+送料 (2025年11月より)。
送料は購入者負担として計算
Creemaでは一般的な購入者負担として計算。手数料の計算にはちゃんと含んでいる。
なので送料を1,000円の設定なら、106.7円が手数料に含まれている。
送料の節約も利益につながるので、見直ししておこう。
ざっくり計算
ざっくりの計算内容
製造原価=(部品原価)+(作業時間x時間)
手数料=(作品の販売価格)+(送料) の合計に10.67%
利益=(作品の販売価格)ー(製造原価)ー(手数料)
しっかり計算
計算内容
製造原価=(部品1~5)+(送料原価)+(作業時間x時間)
手数料=(作品の販売価格)+(送料)の合計の10.67%
利益=(作品の販売価格)ー(製造原価)ー(手数料)
しっかり計算(もっと)
計算内容
製造原価=(部品1~5)+(梱包原価)+(オプション原価)+(ラッピング原価)+(作業時間x時間)
手数料=(作品の販売価格)+(送料)+(オプション)+(ラッピング)の合計の10.67%
利益=(作品の販売価格)+(オプション)+(ラッピング)-(製造原価)ー(手数料)
まとめ
原価計算すると人件費がネックになるのを実感する。
安い部品を一生懸命探すより、楽に、速く、簡単に作ることに注力したほうがコストダウンの近道だと思う。
作り方の工夫、作品構造の再設計が必要になるけどね。





