初心者からプロまでみんな使う工具。それがクランプ。
クランプにはたくさんの種類があるけど、ダントツの使用頻度を誇るクランプがあるんだよね
正直その1種類のクランプしか使わない。だけど初心者でそのクランプに行きつくのは難しい。
ってことで、クランプの種類とオススメのクランプを紹介していこうと思う。
僕のように無駄な買い物をしないように賢い選択をしてほしい。
目次
クランプ一覧表と使用頻度

使用頻度ランキング
名称 | 使用頻度 | 特徴 |
---|---|---|
クイックバー | ★★★★★ | ・最強の汎用性 ・扱いやすい |
F型 | ★★ | ・広めの奥行 |
C型 | ★ | ・奥行が広い ・操作性が悪い |
ハンド(バネ) | ★ | ・デッカイ洗濯ばさみ |
パラレル | ★ | ・掴み幅が広い ・力が強い |
はたがね | ★ | ・日本古来のクランプ ・板のよこはぎ |

クイックバーが圧勝
他のクランプはほとんど使わない。
クイックバークランプ(ラチェットバー)

圧倒的に使う

- DIY作業にピッタリのサイズ感、クランプ力
- 抜群の使いやすさ
- 片手で操作できるレバー
- ワンタッチで開放
- 約650円というコスパ
片手で操作できるのはクイックバークランプ最大の特徴で、扱いやすさが群を抜いている。
レバーを軽く握って締め付けクランプができ、丸ボタンを押すだけで簡単にリリースできる。
簡単な操作性、高い汎用性、安い価格、締め付け力のバランスを兼ね備えたクランプだ。
僕の場合、使用頻度の90%以上がクイックバークランプ。おそらくほとんどのDIYerも同じだと思う。
使いどころはありすぎるくらい。




クイックバークランプがあればF型、C型を使うことはほぼないと言っていい。
クランプ力は、だいたい40~50キロくらい。DIYにちょうどいいくらいのバランス。
強力型クイックバーであれば100キロを超えるものもある。
おすすめ E-value 150mmサイズ ERC-150M

一番いいサイズ感
クイックバークランプには口開きと奥行サイズに違いが結構あるんだけど、ネットでは分かりにくい。
間違って小さいやつを買ってしまった人もいると思う。(経験談)
最も使いやすいサイズは【口開き150mmx奥行63mm】。型式はERC-150Mなので気を付けてほしい。

開口150mmサイズは6本くらいでちょうどいいかな。
小さい100mmは2本くらいあれば便利。クランプ面が小さいので、細かいところに届く。
大きいサイズは力が強いクランプが必要になったら買うくらいでいいと思う。今のところ1本で不足はない。
F型クランプ

F型はネジで締め付けるので力が強い。リリースも手軽でクランプの懐がひろめ。
クイックバークランプより強く締め付けたいときや、ちょっと奥側をクランプしたいときに使う。
僕が使うときは接着時がほとんどで、長時間の固定が必要な時くらい。
後はワックスのフタが変形してしまったときの抑えとか。
C型クランプ

C型クランプは懐が深く、締め付け力もかなり強い。
しかし、あまりにも操作性が悪い。ネジをかなりの回数回転させないと開閉できない。
なので使用頻度は限りなく低く、僕は年に1回も使わないかな。
正直買わなくていいと思う。
ハンド(バネ)クランプ

ワンタッチ操作できる大きな洗濯ばさみのようなクランプ。
カリカリと取っ手を握りこむギア式とバネ式がある。
両方ともに扱いやすいけど、クランプ力がかなり弱いのが難点。まあ使用頻度は低い。

パラレルクランプ
F型クランプのゴリラ。
力も強けりゃ、サイズもでかい。
テーブル天板や大きなDIYで使うので、一般的なDIYerに必要とされるシーンはすくない。ってか今のところ僕は必要としたことが無いので持ってない。
置き場所にも困る。
はたがね

古来からある日本伝統のクランプ。
材料の締め付けを微調整しやすいのが特徴。
様々なサイズがあって、細かな細工用からパラレルクランプを代用できるくらい大きいものもある。
僕は数本持っているけど、まあ使わない。おそらく一番使用頻度が低い。
最優先はクイックバークランプ
クイックバークランプさえあればほとんどの作業をカバーできちゃう。
紹介したE-valueのERC-150Mを最優先で購入することをおすすめする。
圧倒的な汎用性と操作性なので後悔はしないと思う。
順番的には150mm→100mm→450or300mmかな。