広告 ものづくり 工具&道具&塗料

世界が変わるストレートビット、座ぐりビット(ボアビット)

DIYに役立つドリルビットの紹介。最高のストレートドリルビットであるスターエムの竹用ドリルビットを紹介。ボアビットについても紹介。

木に穴をあけることはDIYで最も多い工程だ。

DIYの基本なのに結構むずかしい。

キレイに穴あけできない、バリが出る、垂直に掘れないと感じる人はけっこういると思う。

初心者だった僕に言いたいことがある。

いいドリルビットなら、めちゃくちゃきれいに加工できる」ってことだ。

ほんとうにきれいに加工できて楽になった。今まで力強くドリルを押し込んでいたのが、バターのように掘れるようになった。

包丁と同じで刃物はよく切れるほうがいい。作業が楽になると同時に、安全性が格段に向上するからだ

今回はそんなドリルビット2種類を紹介しようと思う。

あれもこれもと無駄遣いしてしまう前に、初心者にはぜひ読んでほしい内容だ。いやほんと。

この記事を読んで分かること

ドリルの違い

切り口が美しいストレートドリル

ザクザク掘れる座ぐりドリル(ボア、フォースナービット)

ドリルビットの前に揃えたほうがいい工具については別の記事で紹介している。

始めてドリルを使う人なら、ドリルに木工用、鉄工用があることも知らないと思う。僕も知らなかった。

全然恥ずかしいことでもない。初心者という免罪符があるんだからね!

この記事は木工DIYをメインに書いているので注意してほしい。鉄メインは少数やろ(超偏見)

木工用

結論から言うと、木材にきれいに穴をあけたいのなら木工用ドリルを選ぶべきだ。

鉄工用ドリルで木材に穴あけはできるけど、切り口のきれいさが全然違う

刃の形状の違いによるもので、木工用ドリルは木の繊維を断ち切るような刃の形状になっている。

またドリル中心が針のような形状になっているので、ドリルがぶれにくくなっている。

木工ドリルビット。DIYするなら切れ味のいいドリルビットが必要になる。

木工用の先端形状は写真のように両端にケガキがついている。

反対に鉄工用は、刃というより面で硬い材質を削っていくような形状だ。

そのため鉄工用は、木の繊維を断ち切れずに剥がしてしまうので、木材加工には適していない。

バリ、ささくれが目立ってしまう。木工用ドリルでもバリは出るんだけどね。

その中でもバリがほとんど出ない最高の木工用ドリルはあとで紹介しようと思う。

鉄工用

鉄工用ドリルビット。DIYでの使用頻度は低いけど、いつかは必要になるので1本持っておいて損はない。

硬い金属に穴をあけるなら鉄工用を選ぼう。っていうか、木工用ドリルでは穴あけできない。

鉄工用ドリルはその素材自体が硬い金属が採用されている。鉄やアルミなんかよりよっぽど硬いハイスピード鋼(ハイス)とかになる。

ハイス鋼はすごい硬くて丈夫なので、以外にもその丈夫さを活かして木工DIYに使われることがある

僕も表に出ない穴あけや下穴をたくさんやるときは、鉄工用ドリルビットを使っている。

ハイス鋼なので、ザクザク掘れて作業が楽になるからね。

なので、鉄工用をすでに購入しても全然活用できるので安心してほしい。

DIYをやっていると治具なんかでアルミや鉄を加工することになるので、1本は必須になるしね。

ビットの軸の形状

刃の先端ではなくて、軸の形状の話。シャンクともいう。この形状には大きく2種あって、「六角軸」「丸軸」だ。

使う電動工具によって、使えない場合もあるので注意してほしい

  • 六角軸 ・・・ インパクトドライバー、ドリルドライバー、ボール盤 に使える
  • 丸軸  ・・・ ドリルドライバー、ボール盤に使える

六角軸は、インパクトドライバーのようなワンタッチのチャック、ドリルドライバーやボール盤のような回して爪で固定するドリルチャックの両方に使える。

木工ドリルのビット軸。六角軸。ボール盤、ドリルドライバ、インパクトドライバに使える。

逆に丸軸は、回して爪で固定するドリルチャックにしか使えない。インパクトドライバーでもアタッチメントを使えば、取り付けは可能。

木工ドリルのビット軸。丸軸。ボール盤、ドリルドライバに使える。インパクトドライバには使えない。

なので自分の使う電動工具に合わせて、選んでほしい。

僕もホームセンターで購入するときはいつも調べなおして確認してる。

最高のドリルだというのが個人的な感想。マジでバリが出ない。世界が変わった。

スターエム竹用ドリル。バリが出ない最強のドリルビット。

スターエム竹用ドリル。竹用?って思うけど、「竹のようなめちゃくちゃ加工しにくい材質もきれいに切れる」って意味だ。

木材、アクリル、ゴムなんかもめちゃくちゃきれいに穴あけできる。マジでバリが出ない

きれいに仕上げたいならこれ一択だ。

もちろん、最初はセット販売されている一般的な木工ドリルを買うのもいい。僕も買った。

でもハンドメイド販売向けにきれいに仕上げるためにはこのドリルが必須になった。

バリやささくれを抑える方法は多数あるけど、どれを組み合わせてもこの1本にかなわない

たくさん時間を使って工夫しても、この1本に負けてしまう。

それに、この竹用ドリルは切れ味がすごすぎてサクサク掘れる。気持ちえーっ!てなる。

スターエム竹用ドリルの切れ味。べニアでもきれいに切れる。

べニアなんかの合板に穴あけしてもバリが出ない。

スターエム竹用ドリルの切れ味。SPF材に穴あけしてもバリが出ない。

SPF材にφ7,φ10で穴あけ。マジでバリが出ない。サクサク。

Amazonの口コミも見てほしい。工具では珍しい高評価の嵐だ。

スターエムさんの回し者かってくらい褒めちぎってるけど、それくらい良いドリルだと思っている。

まあちょっとお値段高めってくらいがデメリットかな。工数考えたら、圧倒的にコスパはいいんだけどね。

ちなみに、バリ対策として試したのは、「養生テープ貼り」「回転速度」「ゆっくり進める」などだ。

それでも竹用ドリルさんにはかなわなかった。

ザグリビット、ボアビット、フォースナービット。

30mmくらいの穴あけ、ザグリ加工をしたいときに使うドリルになる。

普通のストレートドリルでは太い径がないので、このザグリドリルを使うことになる。

ストレートドリルでも太いのはあるけど、めちゃくちゃ高くなる。ドリル全長もめちゃ長い。

DIYではナット、ベアリングのザグリ加工に使うことがある。あとは広い面積を削りたいときの、荒加工として使う。

全部をトリマーでやろうとしたら大変だからね。

最初に買った座ぐりドリルセット

ボアビット、ザグリビット。コーナンで買った切れないボアビットセット。

コーナンさんで最初に座ぐりドリルセットを買った。径が5種もあって、よく切れるって書いてたから。

マジで切れない。回転速度を上げて、力強く押し込んでもマジで穴が掘れなかった。笑ってしまったのを思い出す。

へへへ、、、コーナン様を悪く言うつもりはないんですよ、へへへ。。。

たまたま取り扱ってるメーカーのたまたま出来の悪いドリルを買ってしまったと思っている。(にっこり)

でもSPF材の表面がドリルの形に凹むだけってのはびっくりした。しかも全5ドリルビットともに。

まあ、僕の使い方が悪いってのもあると思う。

僕はこの現実にぶち当たって一度ハンドメイド販売を諦めかけたくらいだ。

座繰りドリルは、木材に接する面積がでかいので結構軸ぶれする。それなのに切れない刃だと100%ケガをすると感じたからだ。

最高の座ぐりドリルセット

そこで色々調べたら、「超硬を使え」ってあった。

「超硬」、、ガンダムなの?って思ったんだけど、あながち間違っていなくてダイヤモンドの次に硬いらしい。最強やん。

なのでアマゾンで急ぎ購入したのがこのボアビット18本セット

ボアビット、ザグリビット、フォースナービット。よく切れるボアビットセット。DIYの世界が変わる。
18本セットのボアビット。マジでよく切れる。

チタンも使ってるらしい。なおさらガンダムやん。

使った感想としては、「ガンダムやん!」

ほんとに性能の違いに驚いた。あんなに苦労していたザグリ加工が、ザクザク掘れる。

しかも切り口がめちゃくちゃきれい

よく切れるボアビットセット。おすすめできる

SPF材のザグリ加工した写真なんだけど、マジできれいに座ぐれる。(そこの貫通穴は別のドリル)

僕はもう普通鋼には戻れない体になってしまった。

18本セットになっていて、それぞれが個包装されている。それで2300円前後で買えちゃう

僕に扱えなかったコーナンさんのセットより安いんやで。3倍以上の本数あるのに。。。

話はちょっと変わるんだけど、ザグリ加工のときは材料を強く固定することをおすすめする。

ビットが大きいので材料が回転にもっていかれて、すごい勢いで回ってしまうからだ。

ボアビット、フォースナービット、ザグリビットを使うときは注意が必要。

今回は僕のハンドメイド人生を大きく変えたドリルビットを紹介した。

初心者の僕の世界を変えてハンドメイド副業に必須になったアイテムだ。自信をもって紹介できる。

電動工具や穴あけに不慣れな初心者ほどドリルビットには気を付けてほしいと思う。

安全に工具を使うためにも。

ドリルビット関係でおすすな小物は結構あるので、別の記事で紹介しようと思う。