目次
HIKOKIの部品はどこで手に入る?
HIKOKIは直接部品販売を行っていないので、ネットショップor店舗で注文しよう。
入手先1:ホームセンター、工具店
HIKOKIの製品を取り扱っているホームセンターや工具屋さんで注文することができる。
HIKOKI(旧日立工機)を扱う店舗は多いので、注文できるお店は多い。
入手先2:ネット通販
ビルディ、モノタロウが入手しやすい。
Amazon、楽天はほとんど取り扱っていない。
部品手配に必要なもの
店舗でもネットでも共通で必要なものがあるので確認しよう。
必要な情報 4つ
- 電動工具の製品型式、製造番号
- 部品展開図
- 部品コードナンバー
- 部品の数量
STEP1 電動工具の製品型式、製造番号

電動工具の型式と、製造番号を確認しておこう。
同じ型式でも製造時期で使用部品が異なる場合があるからだ。
STEP2 部品展開図、パーツリスト

上図が部品展開図。各部品の番号が書いてある。そして、その各部品の名称が記述された部品リストと呼ばれる書類がある。
これらの書類を見ながら必要な部品の番号を確認しよう。
部品展開図の入手先
| web | 取り寄せ | |
|---|---|---|
| HIKOKI問い合わせ窓口 | ✕ | 〇メール |
| モノタロウ | 〇HP上 | ✕ |
| ビルディ | 〇HP上 | ✕ |
HIKOKIのホームページのメール問い合わせフォームから「部品展開図」「部品リスト」を請求することができる。
この方法がオススメで一番確実。
公式HPはこちら。HIKOKIメール窓口 HIKOKI公式Q&A
モノタロウ、ビルディではweb上でも部品展開図を閲覧することができる。部品リストは無いので必要ならHIKOKIに請求しよう。
また、ビルディ、モノタロウでは古い機種やマイナー機種は部品自体取り扱っていないので、部品展開図が無いものもあるので注意してほしい。
STEP3 部品コードナンバー

部品コードナンバーという注文時に必要となるナンバーがある。主に6桁の数字。
部品番号とは異なるので注意が必要だ。
上図のようなM3608DAトリマーのベースの場合、「部品番号28」は「部品コードNo377221」となる。
STEP4 部品数量
基本的に部品コードNoの発注数1なら、部品数量も1となる。
ワッシャーやナットのように一つの製品で複数個使用するものでも、基本は1個単位となるので注意してほしい。
部品リストで1セット5個などのような表記がある場合はその限りではない。
では実際に僕が注文するときの手順を紹介しようと思う。
今回はトリマーM3608DAのベース部分を注文したケースになる。
実際の注文手順
トリマーのベースを注文したとき

トリマーM3608DA

トリマーベース

トリマーベースはセットで売っていないので、ナットやレバーなどを個別に注文しなくてはいけない。
けっこうめんどくさい。
手順1:部品展開図と部品リストを入手
HIKOKIのメールフォームから連絡して、部品展開図と部品リストを入手。
急ぎの場合は、モノタロウやビルディーのHP上で部品展開図だけを入手する。
手順2:部品番号、部品コードナンバー、数量を確認
部品展開図と部品リストから、部品番号と部品コードナンバーを確認する。
急ぎ必要で部品リストが入手できない場合は、モノタロウやビルディの購入ページから部品コードナンバーを見つけよう。
モノタロウなどで購入できない部品は部品コードナンバーは不明のままにしている。
| 名称 | 部品番号 | 数量 | 部品コードナンバー | 購入先 |
|---|---|---|---|---|
| ナットM5 | 25 | 3 | 不明 | コーナン |
| 平ワッシャM5 | 26 | 2 | 不明 | コーナン |
| スプリング | 27 | 1 | 不明 | コーナン |
| スプリングワッシャーM5 | 37 | 2 | 不明 | コーナン |
| レバー組(セット) | 23,24 | 1 | 377123 | モノタロウ |
| ピニオン | 36 | 1 | 377122 | モノタロウ |
| ベース | 28 | 1 | 377221 | モノタロウ |
| ノブボルト | 39 | 1 | 377121 | モノタロウ |
手順3:注文

ネットで売っていない部品もある
機構部品はネットで注文できるけど、ナットやワッシャーなどはネットでは売っていない。
なので購入できる分だけモノタロウでネット注文。残りをホームセンターや工具店で取り寄せ注文しよう。
ネットと店舗で注文を分けると送料が高くなるので、店舗で一度に注文したほうがいいと思う。
納期は1~2週間
モノタロウやビルディで在庫があれば1週間くらい。
在庫が無い場合や店舗での取り寄せの場合は2週間くらいを想定しておこう。
部品の代用はおすすめしない
今回は急ぎだったのでネットで注文して、ナットなどは代用品を使った。
僕の場合はスプリングワッシャーを市販品で代用したんだけど、市販品はバネが強くてちょっと硬い。
またナットも純正品はおそらく緩み止め付きナット。ホームセンターで売っていなかったので、ナットを2個使ってロックナットにして、さらにネジロックを塗布してゆるみ止めにした。
部品を代用しようとすると手間もかかるので、時間があるなら純正品を購入しよう。
トリマーベースでwebで買える部品


トリマーベースでwebで売っていない部品
ナット、ワッシャー、スプリングはwebで売っていない。店舗で取り寄せしてもらおう。
重ねて言うけど、市販品で代用はおすすめしない。

ナットを代用した例
純正品は下の写真のようなゆるみ止めナット。

市販のナットを2個とネジロックを使って代用した。
手間もかかるし、ゆるみ止めのネジロック接着剤が必要なのでめんどくさい。
もし同じようにネジロック接着剤を使うなら、強度の高いタイプを使おう。


まとめ 部品はネットと店舗で買える
あまり頻度は高くないけど、長く使う電動工具のメンテナンス方法は知っておいて損はない。
丸ノコやインパクト、ドリルドライバは使用頻度も高いので使ううちに壊れることもあると思う。
壊れたまま使用すると事故の原因になるので、定期的なメンテナンスを心掛けよう。
