目次
アクリル板を切る道具

薄ければ普通のカッターでもカットできる
| 板厚 | 道具 |
|---|---|
| 0.5mm以下 | 普通のカッター |
| 3mm以下 | アクリルカッター |
| 5mm以下 | アクリルカッター&タフな精神力 |
アクリル0.5mm以下:普通のカッター
0.5mmくらいの薄いアクリルならカッターでもきれいにカットできる。
アクリルを裂くようなイメージ。
アクリル3mm以下:アクリルカッター

アクリルカッターがおすすめ
普通のカッターでは難しい。
3mm以下のアクリル板になると、【切る】というよりも【削る】というイメージ。
アクリルカッターで削ることで深い溝を作る。
あとは軽い力で「パキッ」と簡単に折ることができる。
アクリル3mm超:アクリルカッター+タフな精神力
忍耐力が必要
頑張ればアクリルカッターでもカットできるけど、かなりハード。
60cmx5mm厚のカットなら30分くらい必要。夏場は汗だくになる。カット枚数が多いと地獄。
アクリル板をきれいに切る方法
アクリルカッターを前提として説明するよ。
あて木or定規を使う

金尺、スケール、ベニヤの切れ端などを定規替わりのガイドにしよう。まっすぐ切れる。
薄く薄く何度もなぞる

アクリルカッターのエッジがあるほうを、アクリルに軽く押し当てる。


軽い力でゆっくり何度も薄く削る。特に1回目はとても薄く削る。
ある程度溝が深くなったら、ちょっとずつ力を加えても大丈夫。あて木や定規がなくても、作られた溝がガイドしてくれる。
折る

ある程度溝が深くなってきたら、全体を押さえながらへし折る。パキッて簡単に折れる。
「切はじめ」「切終わり」部分は溝が浅くなりがちなので、追加でアクリルカッターで削っておこう。
さぼってしまうと端が欠けてしまう。
アクリルが長いときは、全体に均等に力が加わるようにあてぎを使おう。溝近くにあてぎを置くのがコツ。
切断面をサンディング
切断面は白くザラザラ

アクリルを折ったり削ったりするので、切断面は白く荒くなっている。サンドペーパーでサンディングすればきれいになる。


サンドペーパーを角材に巻き付けたり、サンディングブロックを使おう。せっかくの直線が損なわれてしまう。

サンドペーパーの粗さは#120~240くらいで十分きれいになる。ガラスのように透明にしたいなら段階的に#2000までのサンディングが必要。最終的にコンパウンド剤も使うことになる。
失敗例
失敗1:カッターがずれる

力を入れすぎると溝から脱線してしまう。特に小さくカットする場合によく起きる。
失敗2:端が欠ける
溝が浅いときれいに折れなくて、ガタガタに折れてしまう。
失敗3:傷がつく
アクリルを切ることに集中しすぎて、きれいに面に傷をつけてしまう。
保護用のビニールははがさない、ウエスや布を敷いて作業しよう。
電動工具でアクリルをカットする場合
丸ノコ、ジグソーなら短時間でカットできる。
コツはアクリルのブレを押さえること。

電動工具はパワーがあるので、アクリル板がぶるぶる震えてぶれて危ない。
割れや欠けの原因になる。特にジグソーはめちゃくちゃぶれやすい。
なので僕は木材でアクリルをサンドイッチしてカットしている。
あと一度にカットするとアクリルが熱で溶けて固着するので、2回に分けてカットする。
そしては金属樹脂用などのピッチの細かい刃がおすすめ。ピッチが細かいほどアクリルの欠けが少なく、きれいにカットできる。
円形に切り出したい
手加工の場合
ステップ1:円を描く(コンパス、型紙などでOK)
ステップ2:円が入るように正方形にアクリルカッターで切り出す
ステップ3:角をちょっとずつ落とす
ステップ4:最後はサンディングで追い込む
正直、手加工できれいな円に切り出すのはかなり難しく、時間もかかる。精度はある程度許容しよう。
トリマーを使う場合
めちゃ簡単
ならい加工で簡単にきれいな円を切り出せる。
ベアリング付きビットとテンプレートがあれば簡単。
詳しくは別の記事にしているので参考にしてほしい。
まとめ
3mmアクリル板なら、アクリルカッターで10分もあればカットできる。
頑張れば5mmくらいまでなら、カットできる。強い忍耐力が必要だけど。
アクリルなどの樹脂は切り裂くというより削るというかっと方法なので、一度に力を加えてカットするより何度もなぞるように溝を掘ろう。
ゆっくりやればきれいにカットできるので、ぜひチャレンジしてほしい。
