ネジ頭がなめて(潰れて)しまった!!どうしよう、、、って時の対処法を説明するよ。
すぐに対処できるやつ!!
引っ越し、DIYをしていると、ドライバーが空回りして絶望するときない?
そんなときに焦らず、適切な方法で対処できれば、すぐに緩めることができる。
しかも簡単に、すぐに。
なので絶望して涙する前にまずは試してほしい。
ネジ穴が潰れてしまったときはこっち
ネジがなめる原因と予防
原因を知れば、予防できるよ
これ以上被害を広げないためにもぜひ知ってほしい。

ネジ頭がなめる(潰れる)主な原因は以下の通り
- 1.サイズの合わないドライバーの使用
- 2.ドライバーを押し込む力が弱い
- 3.サビ、固着している
- 4.ドライバーの先端が摩耗している
ネジがなめる原因1.サイズの合わないドライバーを使用している
けっこう知られていない

ドライバー先端にはサイズがあって、サイズが合わないとネジ溝が簡単になめってしまう。
一般的に使うのは【#2】ドライバー。ねじの呼び径M3~M5に相当する。
このねじに小さいサイズの#1を使うとなめりやすいので気を付けてほしい。
2.ドライバーを押し込む力が弱い
・押し当てる力80%、回す力20%
・ドライバーをまっすぐ押し当てる
思いのほかドライバーを押し当てる力が必要で、80%くらいの力でドライバーをネジ頭に押し込もう。
押し込む力は弱いと、ドライバーの食い込みも弱くなってネジ頭がなめる原因になる。
電動工具を使う人はドリルドライバでなめやすいので注意。ドリルドライバは低回転でじんわりトルクが加わるのでねじ溝が変形しやすい。
逆にインパクトドライバのほうが回転トルクが大きいけどなめりにくい。瞬間的にグッとインパクトが加わるので、ネジが進みやすい。
3.サビ、固着
長年使っているネジ、屋外のネジはサビや汚れで固着していることがある。ドライバーだけで緩めるのは難しいので、ネジザウルス、冷却スプレー、オイルを使おう。
4.ドライバー先端が摩耗している
ドライバーの先端が摩耗すると、ねじ頭の溝に食い込むことができなくなって摩擦力が弱くなっちゃう。サイズの小さいドライバーで回すのと同じですぐになめってしまう。
ネジが固くて緩まないとき
そもそもネジが固すぎて回らないときは、緩める方法があるので先に試そう。
固くしまったねじを緩める方法をまとめているので興味があれば読んでみてほしい。
なめたネジの外し方|8つの方法
順番に試そう
比較的簡単な方法から、最終手段まで紹介するので、まずは簡単な方法を試してほしい。
なめたネジ対策1:輪ゴムを使う(摩擦力UP)
なめたねじ溝を埋めて、摩擦力UP

【必要なもの】輪ゴム(太め)、ドライバー
輪ゴムでネジを外す手順
- 太めの輪ゴムをネジ頭に乗せる。
- その上からドライバーをしっかり押し当てて回す。
輪ゴムの摩擦力によってドライバーが滑りにくくなり、ネジが廻りやすくなる。
軽度のなめたネジなら、この方法で簡単に外れることができる。
薄めのゴム板、熱で柔らかくした結束バンドでも代用できる。
なめたネジ対策2: ドライバーのお尻を叩く(ネジを緩める)
かなり有効な方法 予防策としてもおすすめ


【必要なもの】ドライバー、ハンマー(金づち)
ネジを叩いて外す方法
- ドライバーをネジの溝にしっかり差し込む
- ドライバーの柄の部分をハンマーで軽く叩く
- しっかりと押し込みながらゆっくり回す
ハンマーの衝撃でネジを緩める効果もあり、ネジ頭にドライバーが強く食い込んでくれる。
サビなどで固着したネジにも有効。使用するハンマーは金属製の金づちがおすすめだ。
ハンマーで叩くことを想定した貫通ドライバーあるくらい一般的な手法。
なめたネジ対策3: ネジザウルスを使う(万能)
なめたネジを緩める代名詞!

ネジを緩める工具の王者で、知名度No1。ほとんどのケースを解決してくれるネジザウルス君。
今までの苦労が何だったのかと思うほど強力なツール。
現場作業員の工具箱には高確率で入っているんじゃないだろうか。
ネジザウルスは普通のペンチとしても優秀で、ケーブルニッパーとしても使えるので1本持っておいても損はない。
すごくない?なめても、サビでも緩めることができちゃう。
ネジ頭のなめ具合なんか無視して、力技で解決するすごいヤツ。低頭ネジも外せる。
【必要なもの】ネジザウルス
ネジザウルスでなめたネジを外す方法
- ネジの頭をネジザウルスでしっかりと掴む。
- そのままに回す
- 以上
普通のペンチと違って、ネジの頭をしっかりと掴める特殊な構造になっており、まあ強いグリップ力を発揮してくれる。
六角ネジ、鍋ネジなどならネジザウルスを横から掴んで回せる。トルクが加えやすい。
ネジザウルスを横に倒せない場合や、低頭ネジでも先端を使って掴むことができる。ねじに食い込む形状なので滑りにくい。
④ ネジすべり止め液を使う(万能)
どんなネジ頭にも対応
個人的にお世話になっている【Anex ネジすべり止め液】さん。
マイナス、六角、キャップボルト、星、、、どれでも対応してくれるオールラウンダー。好き。

【必要なもの】ネジすべり止め液 No40(ANEX)
ネジすべり止め液の使い方

- ネジの溝にすべり止め液を1~2滴垂らす。
- ドライバーを押し込みながらゆっくり回す。
すべり止め液が強力なグリップ力を発揮してネジが回しやすくなる。
そこそこなめったネジでも緩めることができるし、六角やキャップボルトにも使えちゃう。
【Anex】さんはドライバー、ビットのイメージが強いんだけど、個人的にはピンセットもお気に入り。めっちゃつかみやすい。
⑤ ネジバズーカを使う(軽度~重度なめり)

皿ネジにも対応する奥の手!!
ネジザウルスでは対応できない皿ネジに対応できるし、完全につぶれたネジにも対応してくれる。
軽度~重度のなめったネジまで幅広く対応してくれるオールラウンダーでもある。
ビットが2種類あって、「軽症用」「重症用」と別れている。
軽症用はビット先端が潰れたネジ溝に食い込みやすい形状にっており、しっかり食い込んでくれる。
重症用は新たにネジ溝を作って食い込んでくれる。まあすごい。
ネジバズーカの使い方
(軽症用ビット)
- ネジバズーカのビットをネジ頭にセット。
- 押し込みながら回す

軽症用ビットはビットの形状がなめたネジに食い込みやすい形状になっており、強く押し込むだけで効果を発揮する。
(重症用ビット)

- ネジバズーカのビットをネジ頭にセット。
- ハンマーで叩いて食い込ませる。
- 取っ手を回してネジを外す。
完全に潰れたネジにも対応
⑥ のこぎりで溝を作る(重度)

スペースがあるなら有効
ネジ頭にのこぎりで溝を作って、マイナスドライバーや金属板で緩める方法。
大きめのネジには有効なんだけど、M3くらいのネジでは溝を掘るスペースがないので使えない。
M4以上のビスに有効な方法だ。
ネジ頭に溝を掘る方法
- ネジ頭に金ノコでマイナスの溝を作る。
- マイナスドライバーを差し込み、しっかり押しながら回す。
⑦ ネジ頭にタップを掘る(最終手段)
ネジバズーカでも無理なときの最終手段
ネジの頭に専用ビットで右ネジのタップを新たに掘って、そこに左回りのビットを入れることでネジを緩める。
電動ドリルを必要とする方法だ。ビット自体は2000円くらいなので、電動工具を持っているなら買うのもありだ。
やり方
- ネジの中心に小さな右ネジのタップを開ける。
- 左ネジのビットをねじ込む。
- そのまま回転させてネジを取り外す。

この方法は確実にネジを外せるんだけど、穴を開ける必要があるため最後の手段にしょう。
⑧ 電動ドリルで削る(最終手段)
金属用のドリルビットでネジ、タップ全部を破壊する最終手段だ。
メンテナンス性を考慮していないので、廃棄する家具なんかにしか使えない方法なので気を付けてほしい。
まとめ
なめたネジは、焦らず適切な方法を試せば、ほとんどの場合で緩めることができる。
まずは 輪ゴムやすべり止め液を試し、それでもダメなら専用工具や電動ドリルを使う という順番で進めよう。
まあほとんどのケースは輪ゴムで解決できると思う。






