テスターでコンセントの電源をチェックする方法

広告

【初心者向け】テスターでコンセントの電圧を測る方法

注意点!!

注意しすぎることはない!!

どんな電圧電流であれ、電気を扱うときは臆病なくらいが丁度いい。
それくらい細心の注意を払って、慎重に慎重に作業してほしい。


家庭用コンセント AC100V

家庭用コンセント

日本の家庭用コンセントはAC100V。

・電気の種類 :AC(交流)
・電圧の大きさ:100V
・周波数   :関東50Hz、関西60Hz

電気の種類はAC(交流)で、電圧の大きさは100V、1秒間に関東で50回、関西で60回電気が変化する。


コンセントの電圧の測り方

では実際に測ってみよう

コンセントの電圧をテスターで測るだけなら、電気工事士の資格は不要。
コンセントやスイッチの修理、交換などには「電気工事士2種」が必要になる。

測定の手順

テスターの外観

手順1:テスターの準備

テスターの端子

プローブは電圧測定端子!!

テスターの「プローブが電圧測定端子」に接続されていることを確認しよう。
間違えて「電流測定端子」に接続したまま電圧測定をすると、プローブ間に大電流が流れてプローブのヒューズが飛ぶ。
それだけならいいけど、家の配電盤のブレーカーが落ちて停電する。最悪事故にもつながってしまう。

なので、必ず「プローブは電圧測定端子」に接続しよう。
そして、基本的にテスターを使用したらプローブを必ず電圧測定端子に接続するように癖づけておくことをおすすめする。
事故防止になる。

手順2:テスターを電圧測定モードへ

テスターをAC電圧測定モードの切り替える

テスターの中心にあるロータリースイッチを回して、電圧測定モードに切り替えよう。
そして「select」ボタンを押して、表示をACに切り替える。

これらの設定はテスターごとに異なるので、自分のテスターに合わせて設定してほしい。
どのテスターでもロータリースイッチと液晶の表示はほぼ同じなので迷うことは無いと思う。

手順3:プローブをコンセントに差し込む

テスターでコンセントの電圧を測定する

プローブ先端の金属部分は絶対に触らない!!

プローブ金属部分同士が接触しないように注意!!

マジで気を付けてほしい。
プローブ先端の金属部分は電気が通電している。

手で触ると感電する。
プローブ同士が接触すると大電流が流れて、目の前で火花が散ってブレーカーが落ちる
最悪火事になる。

十分注意しながら、プローブをコンセントに差し込もう。

やってはいけない例

テスターのプローブがショートしている状態

プローブの金属部が接触した悪い例。本当に気を付けてほしい。

手順4:テスターの表示を読む

テスターでコンセントの電圧を測定する

テスターが自動的に電圧を測定してくれる。電圧の大きさが表示されているはずだ。

AC95~107Vの範囲なら正常

だいたいAC102V前後になっていると思う。
100Vピッタリで供給されているわけではなく、送電ロスも考慮してちょっと高めで供給されている。
また、地域や使用中の電力の関係で多少前後もする。

コンセントも電源タップ(ACタップ)どちらも測定できる

今回は電源タップ(ACタップ)で測定した。壁のコンセント、床のコンセントでも同じように測定できる。

電源タップのコードが内部で断線していることもあるのでテスターを使えればすぐに調べることができる。
PCの電源ケーブルなんかも。


おまけ AC100Vの波形

AC100Vの電圧波形

オシロスコープで測定した電圧波形を見てみよう。

・Vp  瞬時値:約141V
・Vrms 実効値:約100V
・f  周波数:60Hz

コンセントの100Vは正弦波と呼ばれる波形になっている。

最も高い電圧は約141V。Vp、瞬時値と呼ばれる。

ACをDCに見立てた電圧にするとVrms、実効値となる。これが100V。
実効値=瞬時値/√2 の計算になる。

そして周波数fは関東50Hz、関西60Hz。1秒間に繰り返し電圧が上下している。

AC電源をオシロで測定するときは注意が必要

オシロの構造、フローティング、アースなどを理解しておこう

オシロのプローブワニ口クリップのほうはオシロのマイナス側になっている。
そしてオシロのマイナス側はフレームグランドでオシロ筐体と導通している。
さらにオシロ筐体は電源コードのアース端子と導通している。

なので、接地極付き3Pコンセントにオシロの電源コードを接続したり、2Pプラグ変換のアース線を使ってオシロを接地しているときには注意が必要。

その状態でプローブをオシロに接続すると1/2の確率でショートする。ブレーカーが落ちて、数万するプローブが壊れて、数十万するオシロも壊れる可能性がある。

コンセントのホット側、つまりプラス側がGNDとショートするからだ。運よくプローブのワニ口をコンセントのコールド、GND側に接続したら大丈夫だけど、リスキーすぎる。

プローブとオシロが絶縁されたアイソレートプローブを使ったり、オシロをフローティングしてショートしないように注意しよう。

初心者はやりがちな失敗なので注意してほしい。
始末書ものだ。


使用しているテスター

詳しくは別の記事にしているので興味があれば読んでみてほしい。

1台あるとできることが拡がる。

-作り方&やり方
-,

error: Content is protected !!