DIYの始めたては、コーススレッドや木ねじを打つ前の下穴加工の重要性が分からなかった。
面倒だから下穴なしでもいいやろ、、、、
って思うかもしれない。
でも悪いことは言わないから
下穴は必ず開けよう!
プロの家具職人や大工さんでも木割れ防止に下穴加工するんやで。
建築の見えないところを除いてほぼ100%で。
ってことでDIYerにも必須と言えるドリルビットを紹介していく。
汎用性が高く、値段も手ごろなドリルビットなのでぜひ入手してほしい。
っていうより、ぼぼ全DIYerが持っていると思う。
木工DIYで【下穴】を開ける理由は?
- 木割れ防止
- ネジの位置合わせ
- ネジをまっすぐ打ち込む
- ネジの頭を隠す
- ネジの頭が切れるのを防ぐ
などなど、DIYの完成度を上げる様々な効果があるんだよね。
そして何より、
柔らかい針葉樹は簡単に木割れする
さらに、硬い広葉樹の場合は、下穴が無いとコーススレッドがねじ切れちゃう。
ネジを隠す埋木するなら必須のドリル
テーブルや棚を作るときにコーススレッドを隠すために木ダボで埋木をする際には、下穴ドリルが必須になる。
木工用下穴錐の特徴とおすすめ
下穴加工の主役となるのが【下穴錐(したあなきり)】。
下穴錐は【先端が先細り】テーパー状になっているのが特徴で、コーススレッドなどのネジに適した下穴を開けることができる。
ビスをたくさん打つ人は結構なサイズの下穴錐を持つことになると思う。
3mmは良く使うので電動ドリルにつけっぱなし
下穴錐のサイズ
一般的なサイズは3mm、4mm、5mmで、セット販売されたりしている。
個人的に一番使うのは3mm径
家具サイズのDIYでスリムビスとコーススレッドを多用するんだけど、基本的には3mmの下穴錐を使っている。
長めのコーススレッドだと、4mm径を使うこともある。
下穴サイズの選び方についてはこの記事を見てほしい。
おすすめの下穴錐
ハイス鋼の下穴錐を選ぼう
正直メーカーはどこでもよくて、ドリル材質がハイス鋼であることが重要。
高価な有名メーカーの普通鋼より、安価なメーカーのハイス鋼のほうが確実に切れるし長持ち。
作業の快適性が段違いでよい。よほどのこだわりがない限りハイス鋼を選ぼう。
おすすめはSK11のセット品。3,4,5mmがセットになって安い。
もちろんハイス鋼で切れ味抜群
木ネジ用の2mm下穴錐はこの3本セット。
小物DIYではよく使う
皿取錐(さらとりきり)の特徴とおすすめ
下穴と同時に【面取り】もできちゃう
ダボ埋めするなら必須のドリル
木ねじの面取り(皿ザグリ)も同時にしてくれるのが下皿錐。
木ねじの頭が木材と面一になるので見た目が良くなる。
また木ダボでねじを隠すときには必須ともいえるドリル。
棚、テーブルを使うときにお世話になると思う。
下穴は短めになるけど、下穴錐と併用すれば問題ない。
サイドテーブル、机を作るときに木ダボで埋木を多用するのですごくお世話になる。
このサイズのサイドテーブルでも埋木x32、皿取加工x30以上が必要になる。
テーブルの幕板を天板にビス止めするときにも使う。
下穴錐で穴を開けてから、皿取錐で皿取する。
基本的にどの場面でも下穴錐+皿取錐のコンビネーションでビス止めする。
おすすめ皿取錐
ハイス鋼を選ぼう 切削速度が段違い
ダボで埋木するならこのセット
サイズは3x9mmが一番汎用性があると思う。
テーブルや棚を作るときにめちゃくちゃお世話になった。
おすすめは【スターエム】さん。
スターエムさんは木工用やウッドデッキ用などたくさん扱っている。
まとめ
今回はDIYに必須と言える便利な下穴用ドリルビットを紹介した。
下穴の有無は、DIY作品のクオリティーに直結するのでぜひ揃えてほしい工具だ。
ドリルビットは複数の種類を同時に使うので、結構ビット交換がメンドクサイ。
なので後々はインパクトやドリルドライバを複数台持ちで運用することになる。
それくらいドリルビットはたくさん使うんだよね。