着色ニスを塗る方法

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着色ニスの塗り方、注意点【失敗しないために】

着色ニスとは?

木材の着色+保護が同時にできるニス

着色ニスとは、顔料で木材に着色でき、木材保護も同時にできる塗料になる。
着色と保護が同時にできる手軽さが人気な塗料だ。

色移りしない

ニスがしっかり固まるので、木材の保護性能も高く、もちろん色移りもしない。
座るたびにズボンが茶色くなる地獄のようなイスになることはない。(経験談)

おすすめは水性ウレタン着色ニス

着色ニスには水性、油性、アクリル、ウレタンなどの種類がたくさんある。

その中でおすすめなのは「水性ウレタン」着色ニス。基本的に僕は水性ウレタンを使用している。
扱いやすく、保護性能も高い。
それぞれの特徴は別の記事にしているので興味があれば読んでみてほしい。


着色ニスの注意点

着色性能は少し低め

着色ニスとステインの比較

十分な色ツヤだけどね

着色ニスはステインやオイルフィニッシュに比べると着色性能は少し控えめ。
ステインやオイルは浸透系塗料なので重ね塗りするごとに色が濃くなる。

対して着色ニスは造膜系塗料になる。1回目の塗布では木材に顔料が染み込むけど、2回目以降は木材に顔料が染み込まない。そのため、あまり色が濃くならない。木の表面に色付きの塗膜が厚くなるっていう感じだ。特に濃い色はその傾向にある。

上の写真左は着色ニス3回。ステインに比べると色は薄め。
右はステイン1回+水性ウレタンニス(クリア)2回塗り。
深い黒にしたかったので、ステインを濃い目に塗装した。手間は掛かるけど、着色をコントロールするのはステインのほうが優れている。

まあ、着色ニスでも十分きれいだし、何より簡単手軽なのは着色ニスのメリットだ。

白の着色ニスとステインの比較

この着色性能は濃い色ほど差がある。黒だと違いが分かるけど、白だとそこまで差はない。
着色ニスの中でも白は木目を残しつつも、白をしっかり出せる塗料だと思う。結構好き。

重ね塗りで木目が薄くなる

着色ニスは色の濃さと木目の風合いがトレードオフの関係になる。
重ね塗りが多いと、「色付きの樹脂でコーティングされた何か」になってしまうので、バランスが大事。

重ね塗りの回数を比較したので参考にしてほしい。
個人的には2回塗りがバランスがいいと思う。

黒色の着色ニスの重ね塗り

(1回目)

黒の着色ニスを1回塗布した木材

黒の着色ニス1回目の塗布では色が少し薄め。ニスの塗膜が薄いのでツヤはない。
色の深さに満足できるなら、重ね塗りはクリアのニスに切り替える。

(2回目)

黒の着色ニスを2回塗布した木材

黒の着色ニス2回目の塗布。1回目より色が濃くなる。木目と色のバランスがいい。ツヤもある。2回塗布が一番いいんじゃないかな?

(3回目)

黒の着色ニスを3回塗布した木材

黒の着色ニス3回目の塗布。塗膜が厚くなるにつれて、ツヤがでる。黒の濃さは2回目よりすこし濃くなった感じだ。
着色されたニスの塗膜が厚くなるので、色付きの樹脂でコーティングされたような仕上がりになる。

白の着色ニスの重ね塗り

(1回目)

白の着色ニスを1回塗布と塗布前の比較
上:着色ニス1回目、下:未塗装
白の着色ニスを1回塗布と塗布前の比較
上:着色ニス1回目、下:未塗装

白の着色ニスを1回塗布。白は下地を隠す隠ぺい力が低いので、黒ほど劇的な着色性能はない。その反面、ムラになりにくい。きれいに着色しやすい。
着色ニスの中でも僕は白が結構お気に入り。

(2回目)

白の着色ニスを3回塗布した木材

白の着色ニス2回目の塗布。白が濃くなるのが分かる。白の濃さは2回目以降はあまり変わらない。木目とのバランスが最もいいと思う。
北欧デザインをイメージさせる清廉さがあって好みだ。

(3回目)

白の着色ニスを2回塗布と塗布前の比較

白の着色ニス3回目の塗布。塗膜が厚いので木目が抑え目になっている。色白が好みなら3回目もアリだと思う。


着色ニスの塗り方

1:サンディング

塗装前にサンディングする

木目に沿って、#180~240でサンディングする。傷やへこみをしっかり取り除こう。
サンディングすることで均一な木肌にでき、色むらを抑えて、手触りも向上する。
#400などの細かい番手だと、色乗りが薄くなるのでほどほどに。
逆にちょっと豪快にしたいなら粗い番手を使おう。
サンディング後はウエスできれいに清掃する。

2:着色ニス1回目

ニスを塗るときの筆は立たせるほうが良い

使用前に着色ニスはよく振ること。顔料が容器の底にたまっているので、よく振って撹拌しよう。
また、ハケは寝かせるよりも立たせたほうが、筆跡が残りにくい。

1回目の塗布は薄く薄く。木目に沿って一筆で塗りが理想。ちょんちょんと分けて塗るとムラの原因になる。あまり神経質にならなくても大丈夫だけどね。

僕が良く使うハケはアサヒペンのこれ。水性、油性にも使えるタイプ。

塗る面積が広い場合はコテバケを使うことが多い。めちゃ安い。
ハケの抜け毛を気にしなくてもいいのですごい楽。

3:軽くサンディング

ニスが十分乾燥したら、#320~400で軽くサンディング。
ニスの水分で木の表面に毛羽立ちができるので、それを削り取ろう。なでるような軽い力で十分なので、サッとサンディングする。

サンディングすると表面が白く濁るけど、心配しなくて大丈夫。2回目の塗装できれいになる。
サンディングしたら表面はウエスで削り粉をきれいに落とそう。

4:着色ニス2回目(もしくはクリア)

2回目も1回目と同じく薄く均一に。
着色具合に満足なら、2回目以降はクリアを使おう。

僕は2回で終わらせることが多いけど、耐久性が必要な場合は3回目以降をクリアで塗ることがある。
つや消しでマットに仕上げたいときも最後にクリアのつや消しニスを塗るかな。

今回使ったニス:カンパヘピオ 水性ウレタン着色ニス

使っている着色ニス カンパヘピオの水性ウレタン着色ニス

僕が使っている着色ニスはカンペハピオの水性ウレタンニス。参考にしてみてほしい。
塗りやすく、塗膜が固いので耐久性も高いニスだ。

黒、白以外にもカラーバリエーションがあるので使い勝手がいい。

(黒)

(白)


まとめ 着色ニスは手軽で使いやすい

着色と木材保護が同時にできる着色ニス。サッと手軽に使えて、保護性能もばっちり。

特に、DIYの塗装時間の短縮に一役買ってくれると思う。ぜひ参考にしてほしい。

紹介したカンパヘピオの着色ニスは塗りやすいので特におすすめだ。

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