ボール盤あったらなー、、、
インパクトやドリルドライバでは精度の高い穴あけは難しい。
そんな時にボール盤が欲しくなる。
でもボール盤みたいなデッカイ工具を買うのは一般DIYerには無理な話。
そんな諸兄におすすめなのが、ホームセンター「カインズ」でボール盤を利用する方法。
この記事では、ボール盤を利用する手順や注意点をわかりやすく解説しようと思う。
DIYの完成度がワンランクUPするのでぜひ活用してほしい。
目次
カインズ工房でボール盤が使える
控えめに言ってカインズ最高
ボール盤を使いたくていろんなホームセンターや工房を調べたけど、カインズ以外に見つからなかった。
カインズの店内には【カインズ工房】というDIYコーナーが設置されている。しかもほぼ全店舗で。
ヒヨコが確認した限りのカインズ工房にはボール盤が設置されているんだよね。
しかも簡単な条件をクリアすれば2時間無料。
無料。すき。
ボール盤の利用にはちょっと注意点もあるので紹介していく。
- カインズ工房で利用可
- 2時間無料
- 注意点あり
カインズ工房の利用条件と料金体系
めっちゃ簡単
- カインズメンバーであること
- 当日100円でもいいので材料を買う
- 以上
詳しくは別の記事にまとめているのでそっちを読んでみてほしい。
ネット予約もできて最高
ボール盤を利用するときの注意点
ボール盤を利用する前に、以下の準備をしておこう。
持参アイテム
- ドリルビット:カインズ工房のボール盤にはドリルビットがないので、持ち込む必要がある。
- クランプ:カインズ工房で借りることができる。けど、使いやすいやつを持っていくことを推奨する。
- 当て木と両面テープ:材料の位置調整用に用意しておこう
- 保護用ゴーグル:安全のため。安いやつでOK
ドリルビットは持ち込み必須
ドリルビットは持っていこう
カインズ工房では電動工具全般をレンタルできるけど、ドリルビットやノコ刃などの消耗品は持参する必要がある。
ボール盤で使うドリルビットは先端がねじ形状ではないタイプを使うこと。
先端がねじ形状だと自動で木材を掘り進んでしまうのでボール盤では危険だからだ。
おすすめはみんな大好きスターエムの竹用ドリル。
クランプは持ち込みを推奨
カインズ工房で無料レンタルできるけど、数に限りがあるので用意することをおすすめする。
当て木と両面テープ
DIYのときにいつも使う当て木と剥がせるタイプの両面テープも用意しておこう。
ボール盤のテーブルに固定できるバイスとボルトが用意されている店舗もあるけど、小さい材料しか固定できない。
2x4の穴あけなんかでは位置決めのため当て木があると便利。
保護用ゴーグル
安くてもいいし、当日カインズで買ってもいいので必ず持っていこう。
ボール盤の基本的な使い方
カインズにはプロがいるので安心
ここでは基本的な使い方を説明していく。
ボール盤の使い方が分からないときは、カインズ工房の店員さんに聞いてみよう。木工のプロがいるので教えてくれる。
安全のため次の2点は厳守しよう。【手袋はしない】【保護メガネを装着する】だ。
ドリルビットの装着方法
ドリルビットをドリルチャックに取り付け、チャックハンドルでしっかり締め付ける。1か所だけでなく2か所以上で締めること。
チャックハンドルは必ずボール盤にチェーンなどで括り付けられているので心配ない。
テーブル高さの調整方法
ボール盤の後ろ側にラックハンドルとクランプハンドルがある。
ラックハンドルを回して上下、手動でテーブルを左右に調整してクランプハンドルを締めて固定しよう。
ドリルの貫通位置がテーブルの中心穴を通るようにしておこう。そうしないとドリルを下げ過ぎるとテーブルとぶつかってしまう。
材料の固定
材料をテーブルにしっかり固定しよう。
固定が甘いと材料がぐるんぐるん回転し始めるので危険だ。
バイス、クランプ、当て木、両面テープを使ってしっかり固定しよう。
穴あけ
ゆっくり、慎重に
ゆっくり材料に押し当てること。一気に力を入れずに、ドリルを上下させながら切削クズを排出しながら掘り進めよう。
切削クズが詰まってしまうと全然掘れなくなるので注意しよう。
特にボアビット(座ぐりビット)を使うときは、切削面積が大きいので注意が必要だ。
またボール盤の回転数はベルトの位置を調整することで変更できる。
最初は低速から始めて、必要ならちょっとづつ速度を上げよう。
まとめ:カインズを賢く利用しよう
DIYの精度、加工速度を大きく向上させてくれる便利なツールなので、ぜひ利用してほしい。
インパクトやドリルドライバでは難しい加工が簡単にできるので個人的には結構お世話になっている。
カインズ好き。