ハンドメイド作品を販売する多くの作家にとって、ミンネは人気のプラットフォーム。
でも、「なかなか売れない…」と悩むことも少なくない。
特に初心者の作家にとっては、アクセスやいいね数が伸びず、販売への道のりが遠く感じる。
そこで試しに【特集掲載】を狙ったらすぐに売れた。
特集後、2日で売れた、、、すごってなったよ
なので、本記事ではそのやり方を共有しようと思う。
1品目が売れない、、、と悩んでいる初心者の方に参考となれば幸いだ。
後悔したこともあるのでぜひ読んでほしい
目次
結論:穴場の行事、イベントを狙う
僕が特集されるまでに行ったのは、季節を意識した行事、イベントに焦点を当てることだった。
特に規模が小さめの行事、イベント
人気の行事にはたくさんのライバルがいて、いわゆるレッドオーシャン。まさに戦国時代。
そんな中に実績のない初心者が参戦しても勝てるイメージが湧かなかったので、ライバルの少ないブルーオーシャンを狙い撃ちしてみた。
そしたら見事に特集されてた。
さらに、特集商品数が少なく、同じジャンルのライバルは一人もいなかったんだよね。
では実際にどのようなことをしたのか詳しく解説していこうと思う。
具体例
- 2ヵ月前:行事を意識した3商品をUP
- 1か月前:+2商品をUP 合計5商品
- 特集前日:ミンネ公式からメール(チャンスをあげるわ)
- 特集1日目: 閲覧数+200、お気に入り+50
- 特集2日目: 売れる
具体的なタイムスケジュールはこんな感じ。
各ステップの詳細を説明していこうと思う。
行事を意識した商品を準備する
行事を意識した商品を複数用意して、選ばれる確率を上げようと考えた。
僕の場合、2か月前に3商品を準備し、1ヵ月前にさらに2つ追加して合計5商品を揃えた。
特集されたのは一番最初にUPした商品だった
個人的見解では、【新作であるほど選ばれやすい】ことはないと感じる。
ミンネ運営側も企画は直前ではなく2~3か月前から進めていると思うからだ。
なので行事の直前に商品をUPしてもミンネ運営の選考に間に合わないと予想される。
特集前日にメールが来た
小さい行事では事前に作品募集も無く、特集の事前告知もない。
なので特集掲載日の前日になって、ミンネ運営からメールが来た。
意訳するとこんな感じ。
- 「明日あなたの作品が特集に掲載するわ」
- 「SNSで宣伝してもいいわよ 宣伝用バナーをあげる」
- 「在庫管理はしっかりしなさいね」
なぜかお姉さん口調で変換された。なんでや?
閲覧数、お気に入りが爆増
特集初日で【閲覧数】【お気に入り】が爆増した。
今まで1週間の閲覧数が1ケタ、お気に入り0だったのでびっくりしたのを憶えている。
この体験したことのないボーナスタイムは1週間続き、初日の勢いをピークになだらかに下がっていった。
2日目に売れた
2日目のお昼過ぎに売れた。
ミンネでの実績がない作家なのでかなり敬遠されたと思うけど、2日目で売れたのは僥倖だった。
特集が終わっても見てもらえる
特集期間が終わったら元の静かな状態に戻ると思ったんだけど、
特集が終わっても、以前より閲覧される
もちろん特集期間のような勢いはないけど、まったく見られなかった以前の状態より何倍も閲覧されている。
そして、地味にお気に入りも増え続けている。
ほかの作品の閲覧数も増えた
特集を狙うコツ
ここからは僕が実際に特集掲載を狙った方法を説明しようと思う。
行事を探す
ブルーオーシャンを探せ!
これは先述したとおり、ブルーオーシャンの行事・イベントを探そう。
「事前に募集がない」「規模が小さめ」「期間が短い」行事になる。
たとえば、バレンタインやクリスマス、お正月、春の新生活、夏休みなどの定番行事ではなく、そこから一歩踏み込んだニッチな行事だ。
単語1つで表す行事ではなく、「季節」+「固有名詞」のように組み合わせる行事になる。
例を挙げると「春」+「桜」、「夏」+「かき氷」、「秋」+「紅葉」、「冬」+「雪見」などなど。
見つけるのが難しいと感じる人は【キーワードプランナー】を使ってみてほしい。
Google公式サービスの検索ボリュームを調査するアプリだ。もちろん無料。
検索ボリュームは1,000以下のキーワードを選ぶようにした。
これはロングテールキーワードと呼ばれて、穴場=ブルーオーシャンのキーワードだからだ。
日常的に使える作品
僕の作品は日常使いできないインテリア雑貨なので、閲覧数に対して売れる確率は低い。
ちょっとピンポイント過ぎる作品だと思う。
興味はあるけど購入の優先順位としては低くなりがち。
なので、日常使いできるような作品のほうが売れ行きはいい。
価格帯
ニッチな行事であることの弊害でもあるけど、作品の輝く期間が短いので高価な作品は敬遠される。
1万円以下くらいのリーズナブルな価格帯が妥当な線かと思う。
後悔したこと
せっかくのチャンスが与えられたのに、フル活用できなかった。
まことに遺憾
次のチャンスを逃さないように、準備しておけばよかったことをピックアップしようと思う。
- 在庫を確保する
- 量産を想定した作品にする
- 短納期作品にする
特集された作品は試作品だったので、量産を想定した作品ではなかった。
短納期で作れないので、たくさん売るチャンスを逃してしまった。
みんなはこんな失敗をしないように、ぜひ準備万端にしてチャンスを掴んでほしい。
まとめ:売れなくても諦めないで!
ミンネでなかなか売れないと感じている作家の方も、特集を狙ってみることで新たなチャンスが訪れるかもしれない。
季節のイベントに合わせた商品を用意し、見せ方にも工夫を凝らすことで、特集されやすくなり、結果として売上につながる可能性が大いにある。
特に、ミンネやクリーマで最初の作品が売れないと悩んでいる人は、ぜひこの方法を試してみてほしい。
僕は今後も特集掲載をどんどん狙っていこうと思う。