ホームセンターコーナンさんで木材をカットしてもらえるサービス使ってる?
ものすごく便利な木材カットサービスなんだけど、利用方法が分からなくて使っていない人もいると思う。
そんな方に向けて、少しでも不安なく木材カットサービスが利用できるように解説していこうと思う。

めちゃくちゃ便利。ぜひ活用しよう
目次
木材カットサービスの注意点
できること、できないこと、注意点などを紹介する。

項目 | 内容 |
---|---|
料金 | 33円(税込み) |
カット方法 | 直線カットのみ(途中停止は不可) |
最大カット寸法 | 厚み40mm、長さ1,800mm |
カット精度 | 誤差1~2mm |
持ち込み木材のカット | ✕できない |
ネット注文 | ✕できない |
カット料金はいくら?
ワンカット33円。めちゃくちゃ安い。
多くのホームセンターは55円なので、コーナンは格安だ。
しかも角材などは数本まとめて切ってくれることもある。担当者に確認してみよう。
コーナンアプリを使えば1日10カットが無料
ぜひ使おう。お得すぎる。
コーナンアプリをダウンロードしておくとお得なクーポンがもらえる。1日1回10カットの無料クーポン。
頻繁に木材カットを利用するなら「コーナンプラス」の会員にも入っておこう。別枠で月3回x15カットの無料クーポンが追加でもらえる。もちろん入会金無料。
僕はこの無料クーポンを知らずに1年を過ごした。トータルで2万円くらい節約できたのに。。。ぐぬぬ
直線カットのみ


カットできるのは直線カットのみで、途中でカットを止めることもできない。
残念ながら曲線、円形、穴あけ、斜めカットはできないので注意しよう。
カット寸法
最大カット厚みは40mm。長さは1,800mm。
2x4の38mmをカットできるので一般的なDIYでこまることは無いと思う。
最小カット寸法は明記されていないけど、おそらく長さは50mm。厚みはベニヤ板2.5mmはカット可。多分これが最小。
カット精度

1~2mmのカット精度。余裕を見て±3mmくらいだと考えよう。DIYであれば十分な精度で問題になることはない。

またチップソーと呼ばれる円形の刃で木材をカットするので、カットの度に刃の厚み分4mmくらい材料が短くなるので注意が必要だ。
(例:1,000mmの木材を500mm+500mmにはカットできない。500+496になる)
直角も問題なく精度が高い。素人が時間をかけてカットするより直角がでている。
ねじれ、ササクレ、バリはでるもの
木材なので基本的に多少のねじれや曲がりはあるもの。カットすれば新たなねじれも発生する。これは仕方ない。
またササクレ、バリは必ず発生する。理想的なカットにはならないことを理解しておこう。
材料の持ち込みはできる?
できない。
他店で購入した木材や、過去にコーナンで購入した木材を後日持ち込んでのカットはできない。
当日店舗で購入した木材だけがカットサービスの対象となる。
ネットで予約注文できる?
できない。当日店舗で木材とカット寸法の指定が必要。
カインズならネット予約ができる。平日に予約して、土日に取りに行けるので便利だ。
利用に必要な時間
お店が混んでいなければ、数分でカットしてくれる。
土日の忙しい時間帯は1時間待ちくらいは覚悟しよう。
土日でも午前中なら比較的すぐにカットしてもらえる。
何時まで利用できる?
基本は営業時間内なら利用可能。店舗によっては閉店時間の1時間前で受け付け終了するところもある。
営業時間の1時間前までには受付しておこう。
カットできる材料は?

木材であればカットしてもらえる
角材、板材、2x4など
集成材、合板、ベニヤ板
棚板、テーブル天板なんかはカットしてもらおう。まっすぐに切るのは難しい。
カットできない材料は?

カットできる店舗も一部あるよ
石膏ボード
金属類(鉄、アルミパイプ、チェーンなど)
プラスチック類
木材以外の素材はカット不可。木材でもビス止めされてたり、金具がついているものも不可。
一部の店舗では木材以外もカットできるところもある。コーナンプロのような大型店の一部で対応してくれるイメージ。
近くの店舗に電話して確認してみよう。
円形、曲線、穴あけしたいときは?
テーブル天板用に端を丸くR加工したいときや、円形にカットしたいときはネットの材木屋さんを利用しよう。
おすすめはマルトクショップさん。すごい種類の樹種を扱っていて、値段は最安値。プロの木工家やDIYerに人気で僕もお世話になっている。
テーブル天板には美しい広葉樹がおすすめ。樹種の情報も豊富なので眺めるだけでも楽しい材木屋さんだ。
マルトクショップ 公式サイト

木材カットの利用方法

利用の流れはこんな感じ
- 木材を購入する
- 木材カット申込書に記入
- 木材カット料金を支払う
- 店員さんが木材カット
- 受け取り
1.木材を購入する
先に木材を選んで支払いを済ませよう。木材カットの申込書の記入を済ませているなら、同時に渡してもOK。
僕は木材の購入時に申込書も渡すようにしている。
2.申込書に記入


手書き、分かりやすく
木材カット申込書に材料とそのカットサイズを記入して、カット担当の店員さんに渡そう。
正しい書き方やルールは無いので、店員さんが分かりやすいように書けばOKだ。
端材部分が出た場合はコーナンで処分してもらうこともできる。小さい場合は処分してもらうことが多いかな。
3.木材カット料金を支払う
これはケーズバイケース。カット数が分かっているときは前払い。
角材の本数が多くて数本同時にカットできる場合なんかは、店員さんが工夫してくれるので、カット数に応じて後払いとなる。
繰り返しになるけど、無料クーポンは忘れずに活用しよう。10カットのクーポンが1日1回使える。
4.店員さんが木材カット
デッカイ自動切断機(パネルソー)でカットしてくれる。素人が切るよりきれいな切断面、直線、直角が出る。
まれに木材の抑えが甘くて、切断面がバリバリになることもある。笑って済ませよう。そんなときもある。
5.受け取り
早ければ5分で終わる。
台車を借りることができるので、車までもっていくのも楽。
軽トラの無料貸し出しもある。貸出時間は90分。ベニヤ板のような大きな材料は軽トラのほうがいい。
カインズ、コメリの木材カットサービスとの違い
僕はコーナンさん以外にも、カインズさん、コメリさんでも木材カットサービスをよく使っている。
この3社の木材カットサービスの違いをまとめて見た。
- 料金はコーナンが一番安い
- 木材カットの精度、クオリティーに違いはない
- ホームセンターごとで扱っている木材の種類で使い分ける
料金ではコーナンさんが一番安い。これは間違いない。
木材カットサービス自体のクオリティーに差を感じたことは無い。どのお店も直線、直角、精度はしっかりしている。
僕が3つのホームセンターを使い分ける理由は「扱う木材の差」だ。
コーナンはプロ向けの材料が豊富。コーナンプロが顕著。建築用の角材や合板の種類が多く、ランバーコアなどを買うときにお世話になっている。
カインズはDIY向けが充実しているイメージ。DIY用の木材、金具、材料が豊富。オリジナル商品、アカシア集成材、棚板、集成材が充実している。
コメリは建築材、農業用木材が豊富。大き目の材料や屋外向け、ガーデニングの場合にお世話になっている。
まあ、地域やお店ごとでもかなり変わるけどね。
まとめ 便利に利用しよう
- 素人が切るより正確なカット
- 電動工具が無くてもOK
- 安い

そもそもデッカイ合板なんて持って帰れない
ベニヤ板のような大きな面積(1820x910)の材料を持って帰るのは不可能。
カット合板も売ってるけど、すごく割高。
それならコーナンさんでカットしてもらったほうが断然お安い。
DIY初心者で電動工具が揃っていないひとには強い味方になるサービスだ。