より線、単線どちらにも対応して、径の自動調整してくれる工具を紹介するよ
電線の径を間違えると芯線にキズが付いたり、より線だと切れたりしちゃう。
初心者の頃はニッパーやカッターで処理してたけど、かなりめんどくさい。
でもちゃんとしたワイヤーストリッパーを使えば、めちゃくちゃ楽に、速く作業ができちゃう。
というわけで、今回はDIY初心者からプロまで幅広く活用できる、おすすめのより線用のワイヤーストリッパー3つを紹介する。
もちろん電気工事士試験でも人気
目次
ワイヤーストリッパーとは?
電線、リード線の被覆が簡単に剥ける工具だよ
電工カッター、ニッパーよりも断然楽に被覆の処理ができる便利な工具。
電気関係の仕事では必須級の工具だけど、DIYでも使うことがある。
特にLEDテープライトの配線なんかでは活躍する。
今回はより線用を紹介
ワイヤーストリッパーには金属の芯線の種類によって2つに分かれる。
- 単線(一本の銅線)
- より線(複数の細い銅線が束ねられたもの)
今回紹介するのは主により線用のワイヤーストリッパー。
おすすめのワイヤーストリッパー3選
商品名 | タイプ | 特徴 | 価格 |
エンジニア PAW-01 | 機械式 | どんな太さにも対応可能 | 2500円 |
ホーザン P-960 | 手動式 | シンプル | 2500円 |
ベッセル 3000C | 機械式 | 弱い力で握れる | 2500円 |
1. エンジニア PAW-01|対応力最強の万能プレイヤー
まじで万能
自信をもっておすすめできる万能プレイヤー。エンジニアのPAW-01。
便利さ、速さ、楽さを兼ね備えており、一度使うともう戻れない体になってしまう。
ヒヨコ自身はたくさんなのワイヤーストリッパーを使ってきたけど、この【PAW-01】が最も対応力が高いと感じている。
特に多芯ケーブルを同時に処理できるので弱電関係を扱う人におすすめだ。
値段が2500円以下で機械式はかなりの格安。迷わず選んでいいと思う。
特徴
- より線、単線どちらにも使える
- より線0.05~8sq、単線0.25~3.2mm
- 電線径に自動調整してくれる
- 複数本を同時にストリップ
- ストリップ長さも調整可
- 電気工事試験対応
こんな人におすすめ
- さまざまな太さの電線を扱う方
- 1本で多用途に使えるワイヤーストリッパーを求める方
- 電気工事やDIYを頻繁に行う方
- 安価で多機能な工具が欲しい方
使い方
機械式であるPAW-01は被覆の切断と引き抜きを同時に処理してくれるので楽、速い。
使い方は簡単で、ワイヤーをストリッパーにセットして、ハンドルを握るだけ。
複数本同時も可。
めちゃ楽。
まあキレイ。
ある程度のワイヤー径に自動的に調整してくれるけど、極細線などの場合はノブを回して調整する。
被覆の剥く長さは緑色のストッパーの位置で調整することができる。なので毎回をなじ長さで処理ができちゃう。
まあ便利。
エンジニアさんの公式動画が分かりやすい。
2.ホーザン P-960|シンプル、小さい
シンプルさNo1
ザ・ワイヤーストリッパーという構造をしているホーザンP-960。
見ただけで使い方が想像できるシンプルな構造と、PAW-01より3cmくらい小さいサイズ感。
軽いので小回りが利くいい工具だ。
特徴
- より線、単線どちらにも使える
- より線5種 0.3,0.5,0.75,1.25,2.0sq
- 単線5種 0.65,0.8,1.0,1.6,2.0mm
- 1本ずつ
- 被覆剥きはできない
- 電気工事試験対応
こんな人におすすめ
- シンプルな工具を使いたい
- 小さい工具がいい
- 1本ずつ処理したい
注意点
機械式ではないため、被覆を剥く作業にかなり力が必要になる。なのでスピードや作業量が多い時には不向きだ。
値段は2500円前後なので、機械式に比べるとメリットが少ないと思う。
3. ベッセル 3000C|機械式で小さめ
機械式で小さく、グリップが軽めなのがいい
特徴
- 機械式なので、素早く楽に作業できる
- 軽めの力で握れる
- ブレードを変えると単線にも対応
- 電気工事士試験対応
使い方
機械式なので被覆の切断と剥きを同時にやってくれて楽。
ああ気持ちいい。
エンジニアPAW-01より小さく、握る力が軽めなので女性にはこっちがおすすめ。
ブレードを変えることで単線にも対応できる。
対応サイズ
- より線専用刃:5種 0.9,1.25,2.0,3.5,5.5sq
- 単線専用刃1:4種 0.5,1.2,1.6,2.0mm
- 単線専用刃2:4種 1.0,1.6,2.0,2.6,3.2mm
こんな人におすすめ
- 握力の弱い方
- 特定の太さだけを扱う方
- より線だけ、単線だけを扱う方
昔から人気のベッセル3000C。単線用は3000Aなので注意しよう。
まとめ
DIYや電気工事士試験に役立つワイヤーストリッパー3選を紹介。
それぞれの特徴を理解し、自分に合ったワイヤーストリッパーを選んでほしい。
なお、電気工事士試験用のVVF(VA)ストリッパーについては、別の記事で詳しく紹介しようと思う。