基板1枚当たりの価格

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プリント基板を個人で発注する方法 コストと納期、やることリスト

いい時代になった、、、、

一昔前までは個人でプリント基板を発注する選択肢なんてなかった。

生基板、露光液、エッジング、印刷したパターンをどうにかこうにか合わせながら作ったものだった。
特に穴あけがズレるズレる。
余った薬品の処理に困る困る。

ってネガティブなお話は終わりにして、格安で短納期でプリント基板を発注する方法を解説していく。

あなたのDIYの一助になればうれしい。


自作のプリント基板は個人でも発注できる?

できる!しかも安い!

個人でプリント基板を発注できる

プリント基板のコスト、納期

基板5種 50枚 7,000円(送料込み)

プリント基板を5種類発注した値段
基板5種 計50枚の価格

基板2種 20枚 4,000円(送料込み)

プリント基板を2種類発注した値段
基板2種 計20枚の価格
2種、計20枚5種、計50枚
価格
(送料込み)
約4,000円約7,000円
納期約2週間約2週間
品質問題なし問題なし
基板サイズ100x100mm以内100x100mm以内

・基板サイズ : 100mmx100mm以内
・基板枚数 : 1種ごとに10枚、最大5種=50枚
・Vカットあり : 本数制限なし
・仕様 : 両面基板、FR-4
・はんだ処理 : 有鉛はんだレベラー

これは格安の海外メーカーさんに発注したときの価格と仕様になる。
基板5種類をそれぞれ10枚ずつ。合計70枚。それで驚異の7,000円。しかも送料込み。
基板2種にするとちょっと割高だけど、4,000円。
僕はこの業者さんをもう5年くらい使っている。品質も良く国内メーカーと遜色ない。
なのに価格は1/15以下。納期はほぼ同等。

海外基板メーカーは格安

基板1枚当たりの価格

ありがたい

基板5種、50枚で約7,000円。
国内メーカーで最有力のP板ドットコムさんで同じ内容なら約20万円になる。
仕事で使うなら安心安全のP板ドットコムさんを使う。けど、個人の趣味としてはとても手が出ない。
Vカットを増やすと高けーんだこれが。

海外基板メーカーさんはVカットは無料。1枚をこのように分割することができる。
さらに基板1種で5~10枚で価格が変わらない。なので小さい基板1個片あたりは驚異の3.5円になったりする。

また基板の種類が増えても送料はあまり変わらないので、注文するときは5種注文したほうがお得だ。

海外の基板メーカーの品質は?

様々な色の基板

僕はとある海外基板メーカーを5年以上使っているが、不良は一度もない。穴ズレ、パターンズレ、シルク間違いなどない。
品質は問題ない。
海外基板メーカーは有名どころが3社あり、評判はいいのでどこを使ってもいいと思う。国内メーカーと遜色ないので、最近は海外メーカーにお願いするようになった。

仕事では、支払い条件の関係で国内メーカーを使っているけどね。
(実は国内の基板屋さんであっても、作っている基板屋さんは同じ海外だったりするんだけどね、、、、内緒だけど)

支払いも安心 PayPalが使える

クレジットカードを登録するのは怖い。
なのでPayPalを使っている。安心だ。

輸入手続きは不要

輸送業者はDHLが使えるので、特別な手続きは不要。めちゃ楽。

パターン無しもOK

パターン無しの基板を作って、パネル板にする

パターン無しの基板も発注できる。板金でパネル板を作るよりも節約できる。
僕はロッカースイッチをはめ込むパネル板代わりに使うことがある。
加工精度も問題なし。

ロッカースイッチをパネル板に取り付けた正面図

プリント基板発注までのやることリスト 

やること1:回路設計(KiCAD)
やること2:基板設計(KiCAD)
やること3:ガーバー出力(KiCAD)
やること4:リアルタイム見積
やること5:発注

やること1:回路設計

電子工作で人気の回路設計ソフトKiCAD(キキャド、キーキャド)。しかも無料。
ここ5年くらいで世界シェア1位じゃないだろうか?

KiCADは回路設計、基板設計、製造用データ(ガーバー)の出力までワンストップでできる優れたソフトウェア。
使い方がネットにたくさん公開されているので調べやすいのもいいところだ。

やること2:基板設計(パターン設計)

基板設計もKiCAD。
めちゃくちゃ優秀。登録されている部品種類が多く、フットプリント、ネットリストを作る必要がない。
配線間違いが物理的に起きにくいのですごく助かっている。
またフットプリントを自分で作るのも簡単。ネットリスト、シルク、パターンもすぐに作れる。登録も簡単。
ベタGNDも自動生成してくれる。すごい。楽。

昔使っていたPCBE(PCBエディター)にはもう戻れない。あれはあれでよかったんだけどね。

やること3:ガーバー出力

設計した基板データをガーバーデータと言う。このガーバーデータを基板メーカーに引き渡して作ってもらう。
基板外観、パターン、シルク、レジスト、穴位置などの情報になる。
KiCADからのガーバー出力はボタンを押すだけでとても簡単。

やること4:リアルタイム見積もり

出力したガーバーデータを基板メーカーのHPにアップロードするとリアルタイムで見積もりしてくれる。
ガーバーデータの不足やチェックも同時にしてくれる。

やること5:発注

配送方法、支払い方法を指定するだけで完了。
製造段階や配送状況もわかるので安心だ。


プリント基板 おすすめ発注先

日本国内ならP板ドットコムさん。試作基板を中心に使わせてもらっている。

格安海外業者なら、「fusionPCB」「PCBgogo」「JLCPCB」あたりかな。
日本語対応、日本法人ありなどを中心に選ぶと安心だ。


基板の保存はジップロック

プリント基板の保存方法

基板を保管するときは、空気を遮断しよう。
空気を遮断しないと銅箔が酸化してしまい、はんだのノリが悪くなる。
僕はジップロックを使っている。袋が厚めで破れにくい。
長期保管するならシリカゲルも一緒に入れておこう。

-作り方&やり方
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