目次
キャスターの種類
おすすめタイプ:プレート型xウレタン素材x自在車輪
先に結論から言うと、DIYでは下の仕様が使いやすい。
・形状:平付けプレート型
・車輪:ウレタン
・動作:自在車輪+ロック付き
【取り付けが簡単】【丈夫で長持ち】【静かな動作音】とバランスが非常に良いキャスターだ。

それでは、各仕様を種類別に紹介していくので、使用シーンに合わせて選んでほしい。
取付タイプの違い
3種類の取付タイプ
キャスターの取付タイプは3種類ある。
・取付タイプ1:平付けプレート
・取付タイプ2:ねじ込み式
・取付タイプ3:差し込み式
DIYでは【平付けプレート】が使いやすい。受け側が不要で、取り付けスペースを小さくでき、リーズナブル。
取付タイプ1:平付けプレート

木工DIYで使いやすいのは【平付けプレート】タイプ。
ビスやボルトでキャスターを固定するタイプで、種類が豊富で価格も一番安い。
高い耐荷重と豊富なサイズと種類があり、DIYでよく使われる。
取付タイプ2:ねじ込み式

キャスターに太いボルトが付いており、受け側の金具orナットで固定するタイプ。
市販の金属棚や産業機器などによく使われる。
受け側の金具や大き目のナットが必要なのでコストは高め。ダブルナットを用いて高さを微調整できるタイプもある。
取付タイプ3:差し込み式

ねじを切っていない金属棒がついているタイプ。こちらも受け側の金具が必要なタイプだ。
市販されている軽めのアルミ棚などによく使われている。差し込みタイプなので組立が簡単。
耐荷重や強度は低めのタイプが多い。
動かし方の違い
自在+ロック付きが使いやすい
・タイプ1:固定型
・タイプ2:自在型
・タイプ3:ロック付き
タイプ1:固定型

車輪の向きが固定されているタイプ。
台車やカーゴの片側に使われる。長い距離をまっすぐ動かすときに固定式だと安定する。
棚の背面側を固定式にするのもアリ。
タイプ2:自在

360°自在に車輪が動くタイプ。
小回りが利いて動かしやすい。市販の棚やオフィスチェアなどは基本的に自在タイプが使われている。
DIYでも一番人気のキャスターだと思う。
タイプ3:ロック付き

車輪を動かせる方向ではなく、車輪のロック機構の有無。
頻繁に動かさない棚などには少なくとも2か所はロック機構付きを使おう。
ロック機構の有無で値段はそこまで変わらないので、僕は基本ロック付きを使っている。
上の写真左のタイプはレバーが軽いけど、ブレーキ力は小さめが多い。対して右のタイプはレバーは重いけど、ブレーキ力は強い傾向にある。
車輪が大きめのキャスターは右のブレーキ力が強いタイプが多い。
僕は【自在+ロック付き】を主に使っている。棚に使うと小回りが利くので掃除がすごく楽になる。すいすい動く。
動かさないときは2ヵ所だけロックしている。ロック無しと混在で使ってもいいと思う。
大きめの棚をDIYしたとき使っているので参考にしてほしい。
素材の違い
・ゴム :最も一般的な素材。柔らかく、音は静か。耐久性、耐候性は低め。床に痕が残りやすい。
・ナイロン :硬く丈夫。耐久性、耐候性が高い。しかしガタガタ音が大きい。
・ウレタン :ゴムとナイロンの良い所取り。程よい柔らかさで動かしやすく静か。耐久性、耐候性にも優れる。
・TPE(エラストマー):床に痕が残りにくいゴムの上位互換。耐久性耐候性は低め。
| 特徴 | ゴム、TPE | ナイロン | ウレタン |
|---|---|---|---|
| やわらかさ | 〇 | × | △ |
| 静かさ | 〇 | × | △ |
| 動かしやすさ | × | 〇 | △ |
| 強度 | △ | 〇 | 〇 |
| 耐熱性 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 耐候性 | △ | 〇 | 〇 |
| 耐油性 | × | 〇 | 〇 |
ゴム、ウレタン、TPEが使いやすい
DIYでは性能のバランスが良く、床にキズや色移りしにくいウレタンが使いやすい。静音性ならTPEorゴム。
工場のように均一な床で音が気にならないならナイロンがいいかな。
平付けプレートキャスターの取付方法
僕が良く使うキャスターの取り付け方を紹介していく。
4輪で耐荷重200kg、自在、ロック付き、ウレタンで音も気にならない。耐久性もある。ロックはちょっと固めだけど、お気に入りのキャスターだ。
ステップ1:下穴を開ける
キャスターの固定には付属のタッピングビスを使う。
太めのタッピングビスなので、下穴錐はφ5mmで下穴を開ける。
プレート側の通し穴には余裕があるので、下穴位置は適当でも大丈夫。

ボルトで固定する場合はバカ穴を開ける。M6ボルトナットを用意しよう。バカ穴径はφ7。
ステップ2:ビス止め

タッピングビスを4か所にビス止めする。タッピングビスは木材に食い込むのでかなり強力に固定してくれる。
ビスが空回りしないようにゆっくりねじ込もう。電動工具より手動でねじ込むほうが失敗しにくい。
ボルトナットで固定するときは緩み止めのネジロックを併用している。キャスターは緩むと怖いし、増し締めするのも大変だからね。
低or中強度のネジロックがおすすめだ。詳しくは別の記事にまとめている。
おすすめキャスター
丈夫で使いやすい:平プレート+自在+ウレタン+ロック付き
僕が良く使うキャスター。丈夫で長持ちしている。フローリングで使っており、音は気にならないレベル。数十キロある棚に使っており、スムーズに動かせて、掃除がすごく楽になった。おすすめだ。
静音性重視なら:平プレート+自在+TPE+ロック付き
TPEはゴムの上位互換で動作音が静かで、床に痕が残りにくい。TPEはウレタンより柔らかめなので、耐荷重を必要としないサイドテーブルなどに使っている。
簡単取付:ボールキャスター
今まで紹介したキャスターと構造が違うボールキャスター。ベアリングのような鋼球が自由自在に動くタイプ。
ペタッと張り付けできる便利キャスターだだ。僕はプラケースや小さめの収納棚に使っている。
絨毯やカーペットの上では動きが制限されるけど、テーブルの上やフローリングでは問題ない。テーブルの下などの隙間収納に活躍してくれる。
まとめ:目的に合ったキャスターを選ぼう
フローリングならウレタン、静音性を求めるならゴム、クリーンルームならナイロンなどなど、使用目的や環境で最適なキャスターは違ってくる。
使用シーンに合わせて選んでみてほしい。
キャスターがあるだけで、掃除が格段に楽になるし、収納も楽になる。
個人的にはボールキャスターがお気に入りだ。





