「ネジが1本だけほしい…」
「ボルトが1〜2個ほしいだけなのに、パック買いだと大量に余ってしまう…」
「スプリングワッシャーがなくなった」
そんな悩みを抱えていないだろうか。
そんな時にはホームセンター。
いつだってホームセンターが助けてくれる。
ホームセンターならネジやボルトを1個単位(ばら売り)で購入できる。ああすばらしい。
今回は、DIY初心者が知っておくべきホームセンターのネジばら売り活用術と、失敗しないための注意点をズバリ解説する。
ネジ(ビス)の「ばら売り」ってどんな仕組み?

ホームセンターのネジ売り場に行くと、小袋に入ったパック商品のほかに、「ばら売りコーナー」がある。
専用の袋に欲しい分だけネジを入れ、数量を書いてレジに持っていくシステムだ。
小分けで買えるので少量だけほしい時にとても助かる。
ボルト、ナット、座金(ワッシャー)も1個単位で買える


平ワッシャ―、スプリングワッシャー、角座金、テーパーワッシャーなど、ワッシャー類も豊富。
めちゃ珍しいけどノルトロックワッシャーもばら売りがあったりする。
1個単位で買えるネジ・買えないネジ
何でも1個単位で買えるわけではない。 違いは「組み合わせて使うネジか」「材料に直接打ち込むネジか」という感じだ。
ばら売りで買えるネジ、ナット、ワッシャー
- 小ネジ、ボルト、蝶ボルト
- ナット、蝶ナット、袋ナット、高ナット
- 座金(ワッシャー)、

ナットと組み合わせて使うボルトやネジ類は、ばら売りのラインナップが非常に充実している。
ネジ頭の形状

コーナンさんではネジの種類と棚が色分けされているので探しやすい。
小ネジは基本的な「ナベ」「サラ」「トラス」がある。スプリングワッシャー付きなども売っている。
ボルトは「六角」「キャップ」頭があり、ドブ漬けで亜鉛メッキされた「ドブボルト」もある。屋外で使うならドブボルトを選ぼう。
インチネジ(ウィットネジ)もある

DIYであまり使うことは無いけど、「インチネジ」もある。ウィットネジと言うやつ。
日本で一般的な「ミリネジ」には使えないので注意してほしい。
ばら売りしていないネジ

- 木ビス(木ネジ)、コーススレッド、スリムビス
- タッピングビス
木材や金属に直接揉み込むようなビス類は、基本的にパック販売のみ。
コーススレッドを2~3本だけほしい、、、って感じで買うことはできない。
コーススレッド、木ビスなどはネジ全体で見ると使用数が少ないので仕方ない。
ばら売り対応しているホームセンター
「近所のホームセンターでばら売りしているかな?」と不安になるかもしれない。
大手ホームセンターの大型店舗であればほぼ確実にばら売りを行っている。
- カインズ(CAINZ)
- コーナン / コーナンPRO
- ロイヤルホームセンター
- コメリパワー(大型店舗)
特に「プロ向け店舗」のような規模が大きい店舗ほど、ネジのサイズや材質の選択肢が格段に増える。
ばら売りネジの買い方
売り場のカウンターを探す

ネジ売り場に小さなカウンターがある。
記入用紙やトレイがあるのでまずはカウンターを探そう。
記入用紙にネジの本数と種類を記入する

ばら売り用の用紙にネジの種類と本数を記入しつつ、トレイにネジを入れていこう。
店舗によって小袋や樹脂BOXの場合もある。
ネジを入れたトレイをレジへ持っていく
トレイと用紙をそのままレジに持っていこう。レジで計算してくれる。
ネジを1個だけ買うメリット・デメリット

買いに行く前に、メリットとデメリットを頭に入れておこう。
- メリット:
- 必要な分だけ安く買える(数十円で済む)
- 余計な在庫(無駄なネジ)が増えない
- デメリット:
- 単価に換算するとパック買いより割高
- 足りないときにめんどくさい
少量なら数十円で済むため経済的だが、大量に使う場合はパック買いの方が1個あたりの単価は安い。 「少量だけ欲しい」という場面でこそ、ばら売りは良い選択肢になる。
バラで買うときのデメリットは「めんどくさい」こと。ネットで買うほうが種類が豊富だし、間違えにくい。何より楽。
サイズ間違いを防ぐ!ホームセンターでの3つのポイント
ネジのサイズ表記(M3, M4, M5…)は非常に細かく、初心者じゃなくても買い間違いが多い。
ここで一つ、注意点がある。 店舗で「たぶんこのサイズだろう」とカンで選ぶと、高確率で失敗するからだ。
サイズ間違いを防ぐための実践的な裏ワザを3つ紹介する。
① 見本(現物)を持ち込む

マーカーで印をつけて、袋に入れている
ポケットからこそこそ出し入れすると万引きと疑われるんじゃないか?って気になる。
なので、僕は見本としてネジを持ち込む場合、油性ペンで頭に印(マーカー)をつけている。もしくはビニールの小袋に入れて持っていく。
気にしすぎかもしれないけど、万が一があるからね。
② ネジのサイズ「嵌(は)めあい」を確認する

売り場には、サイズ確認用のサンプルボードが置いてあることが多い。 もし無ければ、売り場にある同サイズのばら売りナットに自分のネジを軽く回してハメてみよう。 スムーズに回れば、サイズ・ピッチともにピッタリだと確認できる。
ばら売りなので、サイズの違うネジが混じっている可能性がある。間違って買わないように確認しよう。
③ 「ねじ山の間隔」と「ねじの向き」に注意する

ネジにはサイズ(太さ・長さ)以外にも重要な要素がある。
- 並目(なみめ)と細目(ほそめ): ねじ山の間隔の違い。一般的なDIYなら「並目」でOKだが、精密機械やバイクパーツ等は「細目」の場合がある。
- 左ネジ(逆ネジ): めったにないが、反時計回りで締まるネジも存在する。モーター軸周辺ではよく使う。ホームセンターでは左ネジは滅多に売っていない。
- インチネジ(ウィットネジ):通称ヤーポン。ヤード・ポンド法のネジ。ミリネジとは互換性が無い。
見た目が同じ太さに見えても、ねじ山の間隔が違うと絶対にはまらないので注意しよう。
まとめ:ネジのばら売りを使いこなして快適なDIYを!
今回のポイントをサクッとまとめる。
- ボルト、小ネジ、ナットは1個単位で買える
- 木ビスやコーススレッドはばら売り対象外
- カインズ、コーナンなどの大型店舗が狙い目
- 見本を持ち込むなら印をつけ、売り場で嵌めあいを確認する
必要なものを、必要な分だけ安く調達できるのが「ばら売り」の魅力だ。 ネジ1本で困ったときは、ぜひお近くのホームセンターのばら売りコーナーを活用してみてほしい。




