薄い板と言えばベニヤ板。
DIYやハンドメイドの什器に使うことがよくある便利なベニヤ板。
しかし、ベニヤ板をのこぎりや丸ノコで切ると、
切り口がボロボロにならない?
この記事では、薄いベニヤ板を上手に、そしてきれいに切る方法をご紹介するのでぜひ参考にしてほしい。
ベニヤ板の選び方に迷っている人はこの記事が参考になると思う。
目次
結論 テープを貼る
見違えるほどキレイに切れるよ
ノコギリで切る位置にテープを張るのが簡単で、一番きれいに切れるのでおすすめ。
注意点やほかの方法との比較もあるので、知りたい人は最後まで読んでほしい。
比較にはバリができやすい電動丸ノコを使って切断している。
手ノコでも同じ方法できれいに切れるので参考にしてほしい。
ベニヤ板の切り口をきれいにする 4つの方法
1.テープを貼る(おすすめ)
効果的な方法がマスキングテープを貼ること。
一番きれいに切れて、手軽にできるのがいい。
切るラインに沿ってマスキングテープを貼ることで、切り口のバリやささくれを防ぎ、きれいな仕上がりになる。
一番オススメ
注意点としては粘着力の強いガムテープではなくて、マスキングテープを使うこと。
ガムテープだと剥がすときに表面の木の繊維が剥がれてしまうから。
2.カッターで先に切り目を付ける(ケガク)
切るラインに沿ってカッターで軽く切り目を入れてからノコギリで切る方法。(ケガク)
カッターの切れ目が防波堤になって表面がバリバリと崩れるのを防げる。
かなりきれいに切れて、マスキングテープと遜色ないくらいキレイに切れる。
デメリットとしては、ノコギリの刃の厚みを考慮して切れ目を入れる必要があること。
それだけ注意すれば十分実用にキレイに切れる。
薄いベニヤ板であれば、カッターだけで切れるので個人的には好きな方法。
5mm以下のベニヤ板ならカッターだけでも切れるよ
まっすぐ切るために、定規や当て木を使おう。
3.当て木を使う
ベニヤ板の上に当て木を置いて木の繊維を押させて切る方法。
あまりきれいに切れない。
何もしないよりマシってくらい
見えない部分や棚の裏側で使うならこれで十分だけどね。
ってゆうか、電動マルノコを使うならこの方法は必然的に採用する。
4.2回に分けて切る
ベニヤ板を一気に切ると、切り口が荒くなりがち。
2回に分けて、軽く切り込みを入れてから本格的に切ることで、よりきれいな切り口を得ることができる。
めんどくさいけど、きれいに切れる
共通するコツ
・切れるノコギリを使う
・きれいにしたい面を下にする
・ゆっくり切る
切る方法以前の問題として上の3つは整えておこう。
特に「切れるノコギリ」じゃないと、どんな方法でもバリが出てきれいに切れない。
よく切れる刃であることが大前提!
まっすぐ切るコツ
フリーハンドで素人がまっすぐ切るのはまず不可能だ。
手ノコでも、電動丸ノコでも。
大工さんや職人さんじゃないと無理無理。
なので、当て木や定規、ガイドを使うことをオススメする。
丸ノコでまっすぐ切る
電動丸ノコなら、丸ノコガイドを使えばまっすぐ切れる。
市販のやつでもいいけど、簡単に作れるので自作することをオススメする。
プロの人たちもこの方法を使ってる。
手ノコでまっすぐ切る
手ノコやカッターでベニヤ板をまっすぐ切るときは、当て木を使おう。
ホームセンターで切られた板や角材であれば、直線が出ている。
それを定規代わりにして切断する方法だ。
大きなベニヤ板はホームセンターでカット
大きなベニヤ板を自分で切るのが難しい場合や、特に正確なサイズで切りたい場合は、ホームセンターのカットサービスを利用するのが一番。
正確な機械で切ってもらうことで、きれいでまっすぐな仕上がりが保証される。
DIY初心者でも簡単に使える便利なサービスなので、ぜひ活用しよう。
プロにお任せ。おすすめはカインズホーム
すき
まとめ
ベニヤ板は木材の中でもきれいに切るのが難しい。
そんなベニヤでもちょっとしたテクニックを活用すれば、初心者でもプロのような仕上がりを実現できる。
一番のおすすめはテープを貼ってからノコギリできる方法だ。
断然きれいに切れる。
また、薄いベニヤならカッターだけでも十分切断できし、美しく仕上げることも可能。
失敗する前に、ぜひ今回紹介した方法を試してほしい。