集成材高くない?
木材が値上がりし続けた昨今そう思うことが多い。
ってことで安い板材を探したら「杉板」と言う良い材料を見つけたのでシェアしようと思う。
DIYerの強い味方になってくれる材料なのでぜひ参考にしてほしい。
杉板とは


日本の針葉樹である杉を貼り合わせた板材。
日本産なので値段が安い。色はちょっと濃い目で、軽くて、加工しやすいのが特徴だ。
DIYで使う板材としておすすめの材料。ちゃんと製材されているのですぐに使える。

杉板は集成材同様に木表木裏を互い違いに組み合わせており、反りや曲がりが少ない。集成材と同等。使いやすい。

集成材に比べると、節、穴が少し多い。2x4やホワイトウッドほどではないので、あまり気にならない。
杉材をヨコハギした板材
この杉材は集成材ではなく、長い無垢板をヨコハギした板材になる。なので正確には無垢板になる。

上の図のように、集成材は横だけでなく長さ方向にも材料をくっつけて板にしている。
対してこの杉板は長い板材を横にくっつけて板状にしている。なので長さ方向につなぎ目がなく、奥行きが広く見える特徴がある。
また強度的にも接合部がないので集成材よりも強い。
杉板の寸法、サイズ
ホームセンターで出回っている寸法は下のような感じ。
厚み:12,15,20,24,30 など
幅:120,300,500,910 など
長さ:お店によりさまざま
集成材と似たサイズ感で売られている。
僕は910x2000で買うことが多い。約6~7,000円ほど。同サイズのメルクシパインだと約10,000円。3割以上安い。
杉板の使い方
集成材と同じように使っている。棚板、箱、テーブル天板などなど。
ただ、節や穴がある材なのでテーブルで使うには、パテで埋める必要があるけどね。棚板や箱であれば節の部分を避ければ全然使える。
下の写真は杉板で作ったオープンシェルフ。奥行300、横500、高さ500mmのサイズ感。

集成材より安上がりで作れる。安いけど十分きれいな木肌で加工しやすく、軽い。

パイン集成材に比べると色にばらつきはあるけど、ツートンカラーの材料だと思えば気にならない。と言うか僕はかなりお気に入り。アカシア集成材なんてもっとバラつきがあるしね。

節、穴を避けられないときはパテで埋めてから塗装する。

左は節がある杉板をパテで埋めてからオレンジ色の水性塗料で塗装。造膜系塗料の場合はパテも隠れるのでわかることはない。
対してオイルやワックスで仕上げるときは、きれいな面を選んで使うほうがいい。
まあ、木目を活かすデザインなら、穴や節があっても悪くない。
パテは下の記事のやつを使っている。
水性塗料やアクリルスプレーと相性がいい
水性塗料(ペンキ)、アクリルスプレーなんかの木目を隠す造膜系塗料と相性がいい。
造膜系塗料を使うときは下地の材料は何でもいいので、安価な杉板が適している。パイン集成材などはちょっともったいない。合板だと重くて、厚くできないしね。
杉板のメリット・デメリット
メリット
・値段が安い
・軽く、加工性が良い
・縦の継ぎ目がないので、奥行きが広く見える
値段が安く、DIY向き
最大のメリットは「安い」こと。
集成材で一番安いパインよりもさらに3~4割くらい安い。
加工しやすく初心者向き
杉は軽く柔らかめの樹種で加工しやすい。初心者DIYにはお勧めの木材だ。
ちなみに樹種の重さを比較するとこんな感じ。ライバルとなるパインよりもだいぶ軽い。
(1mx1mの面積で比較した場合)
| 厚み | 杉 | ヒノキ | パイン | ウォルナット | アカシア |
|---|---|---|---|---|---|
| 20mm | 7.6kg | 8.2kg | 9.8kg | 12.8kg | 15.6kg |
| 25mm | 9.5kg | 10.3kg | 12.3kg | 16kg | 19.5kg |
| 30mm | 11.4kg | 12.3kg | 14.7kg | 19.2kg | 23.4kg |
棚板に適している
縦方向に継ぎ目がない。なので、圧迫感がなく奥行きが広く見える。長い棚板に使うと高級感がでる。
デメリット
・節、穴がある
・針葉樹なので柔らかめ
・耐久性は低め
節、穴がある

集成材に比べると穴や節が多い。個人的には気にならないけど、大きいテーブルなどに使うときはパテで埋める必要はあると思う。
柔らく、耐久性は低め
針葉樹全般に共通するんだけど、広葉樹に比べると軽くて柔らかい。加工しやすい反面、キズがつきやすい。
固い材料がいいからと言って初心者がオークやビーチなんかに手を出してはいけない。後悔するぞ。(した)
杉板はどこで売っている?
コーナン、コメリ、カインズなどのホームセンターで売っている。特にプロ向けの大型店だと売っている可能性が高い。
コーナンPRO、コメリパワーでは高確率で扱っているイメージがある。



