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minneとCreema 売れるのはどっち?現役作家からのアドバイス

ハンドメイド初心者にはminneかCreemaのどちらが適しているのかを紹介。

minneミンネとCreemaクリーマ どっちがいいの?

ハンドメイド作品を販売しようと考えたとき、多くの方が悩む「minneミンネ」と「Creemaクリーマ」。

どちらも人気のハンドメイドマーケットで、どちらで販売を始めるほうがいいのか悩まない?

筆者であるヒヨコは大いに悩んだ。

似ているようでちょっと違う。

今回は現役作家としての経験、データから見る【2024年最新】の違いや特徴、評判を比較していこうと思う。

そしてハンドメイド作家として先輩風を吹かせながらドヤ顔を決め込みたいと思う。


2024年最新 minneとCreemaの比較表

minneCreema
利用料金無料無料
販売手数料10.56%11%
入金月末〆の翌月末
(最短即日サービスあり)
申請後の翌月末
振り込み手数料一律220円176円~
匿名配送可(送料+50円)不可
作家数91万24万
作品数1500万点1400万点
流通額129億円/年168億円/年
平均単価4000円5700円

minneとCreemaの基本的な違いを表にした。

細かな違いは後で説明するとして、みんな大好きお金の話を見ていこう。

平均単価はCreema

高価格帯商品はCreemaのほうが売れる

minne : 約4000円

Creema : 約5700円

この数字は両社の決算発表の数字なので正確な数字。

思ってたよりも差が大きいと思わない?

でも実際両方でハンドメイド販売を経験すると肌で感じる。

それくらい差があるんだよね。

なので利益率はCreemaのほうが良い

ハンドメイドの流通額

Creema > minne

minneのほうが昔からあるので知名度は高いけど、ハンドメイドの流通額は1.5倍くらいCreemaのほうが多い。

なのに作家の数はCreemaのほうが断然少ない。つまり

稼げる作家はCreemaのほうが断然多い

ということになる。

すごくない?

流通量でCreemaがminneを圧倒しているのは意外な結果で、ちゃんと調べるまで知らなかった。

利用料、販売手数料

ちょっと差がある

minne :10.56%

Creema :11%

minneのほうが手数料は低く見えるけど、実際にはCreemaのほうが手数料は安くなる。

minneは送料を含んで10.56%

Creemaは送料を含まずに11%

ヒヨコの場合だとざっくりこんな感じ

minneCreema
販売価格10,00010,000
送料1,0001,000
手数料(%)10.56%11%
手数料(円)-1,161円-1,100円

60円くらいCreemaのほうが手数料が安い。

誤差範囲だけどね

入金スピード、手数料

同等

minne : 月末〆の翌月末支払い、220円一律(即日入金サービス有)

Creema : 申請後の翌月末支払い、176円~(金額による)

売り上げの入金スピードと手数料はほぼ同等。

minneは手数料5%を支払えば即日入金してくれる【フリーナンス】があるのがちょっとだけメリットか?

匿名配送の有無

minneは匿名配送できる

minne : 匿名配送できる

Creema : 匿名配送できない

匿名配送は需要があって、この有無でminneを選ぶ人もいる。

個人事業主になってバーチャルオフィスが利用できるなら両社に差はないけど、そうでない初心者にはminneが優しい。

minneの匿名配送のやり方は別の記事で詳しく解説している。


では結局、初心者にはどっちが売れやすいのか?

初心者にはどちらが売れやすい?

差はない

minneのほうが売れやすいとか、Creemaのほうが早く売れるとかはない。

ヒヨコはの両方で販売しているけど、売れやすさに大きな差を感じたことはない。

作品ジャンルでの明確な差は無いし、あまり聞いたこともない。

ただ、高単価商品の売れ行きはCreemaのほうがいい

Creemaのほうが商品単価は高い傾向

この傾向は顕著にあって実感できるレベルだ。

ヒヨコのショップの売れた商品の単価はCreemaのほうが高い。

ヒヨコのショップ平均単価は

Creema:1万円前後

minne :6千円前後


minne、Creema どちらに出品すべき?

結論から言うと

両方に出品しよう!!

なんとなく【minneで売れてから、Creemaで販売する】

っていう流れがセオリーみたいになっているけど、どちらかだけにこだわる理由はない。

ほんとに悩む必要はないので両方に出品しよう

【Creemaはレベルが高そう】なんて考える必要はない。

minneに出品したら、ほぼコピペでCreemaに出品できる。

手間も時間も掛からないので、どちらかだけに出品するのは機会損失にほかならない。

ほんとに?って考える人もいると思うので、個々の差を見ていこう。

minneとCreemaの違い

みんなが思うほど差は無いのが現実だ。

ジャンルの差

ほとんどない

ごくごく小さな差はあるけど、まじで誤差範囲内だ。

メルカリと比べると差はかなりある。

けど、minneとCreemaでジャンルの格差はほとんどない。

仮にジャンル差があったとしても問題ない。

同じ手間で1店舗だけの経営よりも、2店舗経営したほうが有利だ。

ユーザー層、年齢層

20-50代、女性中心は共通

ライバル作家

Creemaにプロ、セミプロが多いのは事実。

でもライバルの数はminneが圧倒的に多い。

既製品の存在

ハンドメイド作品ではない既製品や仕入れ品の数。

これはminneが圧倒的に多いイメージ。

これは作品のオリジナリティーや付加価値で差別化して対処すべきかと思う。

なのでオリジナリティーが出しにくい作品は、minneでは売れにくいかもしれない。

特集、季節イベントの頻度

差は無い

minneもCreemaも特集や季節ごとのイベントは豊富で頻繁に開催している。

初心者作家にとってはありがたいので、積極的に狙っていこう。

ヒヨコはかなり意識して作品作りをしている。

【いいね】や【閲覧数】が桁違い増える。


minneとCreemaの差と特徴をまとめて現役作家の意見としてまとめて見た。

minneの特徴

  • ユーザー層 : 90%が女性
  • 年齢層   : 20-50台
  • 作家レベル : 少しビギナーより
  • 商品単価は若干低め
  • ライバル作家が多い
  • 既製品が多い
  • 匿名配送ができる
  • Creemaに比べて少し雑然としたイメージ

作家側からしたら【匿名配送できる】ことぐらいしか差は無いと考えていい。

若干だけどライバル作家の層がCreemaに比べてビギナーが多く、単価の低めの作品が多いのが特徴だ。

なのでイメージ的に少しだけ雑然としているように感じる。

ライバル作家が多いので、自分の作品が埋もれやすいか?


Creemaの特徴

  • ユーザー層 : 90%が女性
  • 年齢層   : 20-50台
  • 作家レベル : プロ、セミプロが多めか?
  • 商品単価は高め
  • ライバル作家が少ない
  • 既製品が少ない
  • 匿名配送ができない
  • minneに比べて少し洗練されたイメージ

minneと比べて作家のレベルと商品単価が高いイメージがある。

これは世間一般のイメージ通りで、洗練された作品が多い。

なので、作品の写真が良くないと見えてもらえないかもしれない。

クオリティーの高い写真が必要かも


メルカリは?

利益率は良くないけど、早く売るならメルカリ。

むしろハンドメイド初心者にはメルカリも併用するのをおすすめする。


まとめ

minne、Creemaに出品している現役作家から見た違いとどちらがハンドメイド初心者に向いているのかを比較してみた。

比較を見ると洗練されたCreemaを避けて、【初心者はminne】と言いたくなるのは理解できる。

しかし、ハンドメイド作家としてやっていくなら結局は両方に出品することになるので、初めから両方を活用しよう。

片方に出品したら、コピペするだけでもう片方に簡単に出品できちゃうしね。

なので、これからハンドメイド販売を始めようとするビギナーの方は臆することなくCreemaにも出品してほしい。