「カプラーが固くて外れない」
「無理に外そうとすると壊れそう」
そんな方に向けて、カプラーの構造をもとに、簡単に外せる方法を解説しようと思う。
カプラーを壊してしまう前にぜひ試してみてほしい。
まあ、もしカプラーを壊してしまっても、もう一度カシメれば大丈夫。
目次
なぜ固い?カプラーが抜けない「ロック構造」

ツメが引っかかって抜けない
カプラー、コネクターには「ツメ」がある。
この「ツメ」が引っかかることで、カプラー同士が抜けない構造になっている。
なので、落ち着いてツメの引っ掛かりを解消してやれば、すんなり抜ける。
カプラーを外す手順
ステップ1:ハウジングを少し押し込む

この手順は飛ばしてもOK
古いカプラーは樹脂のハウジング同士がくっついている場合があるので、嵌合を緩めるために、ハウジング同士を少し押し込む。ハウジング同士が動かなくてもいい。力を少し加えるだけでOKだ。
ステップ2:ツメをグッと押し込む

カプラーのツメをグッと押し込もう。小さいカプラーだと、ラジオペンチやマイナスドライバーの先端で押すほうがやりやすいと思う。
どんなメーカーのカプラーであっても必ずツメがあるのでよく探してみよう。
ステップ3:スッと抜く


カプラーのツメを押し込んだまま、ハウジングを動かすと簡単に抜くことができる。
固い時はツメの押し込みが足りないときが多いので、強く押し込んでみよう。
めちゃくちゃ古いカプラーだと劣化が激しくて、ツメが折れてしまうことがある。その時はあきらめよう。寿命だ。
極まれにしかないけど。
潤滑スプレーはおすすめしない
カプラーがガッチガチに硬くても、ネジやボルトを緩めるときに使う「冷却スプレー」「潤滑スプレー」を使うのはおすすめしない。樹脂ハウジングや電線の被覆の劣化を速めてしまう。
また特におすすめしないのは「シリコンスプレー」。摩擦をすごく低減してツルツルにしてくれるシリコンスプレーだけど、電気接点の周辺で使用するのはおすすめしない。
金属表面にシリコン皮膜を形成して、接触不良の原因となるからだ。電源ラインなら電流量が多いので被膜を突き破り、接触不良になりにくいけど、信号線は電流が小さいのですぐに接触不良になってしまう。
まとめ ツメをしっかり押さえよう
基本的にはカプラーはツメをしっかり押さえると取り外すことができるはずだ。
メーカーや型式で、ツメの位置がばらばらで分かりにくいと思うけど、しっかり確認すると必ずあるはずだ。
パワーで無理に引きちぎってしまう前に、事前に確認してほしい。



