「ダンボールが思い通りに曲がらない」
「折り目がまっすぐにならない」
「ダンボールのサイズを調整したい」
ハンドメイド作品の販売や、フリマアプリでの発送で、こんなお悩みを抱えていませんか?
送料を安く抑えるためには、ダンボールを商品の大きさに合わせて「小さく加工する」のが鉄則。
しかし、いざダンボールを折ろうとすると、ぐにゃりと潰れてしまったり、ダンボールが弱くなったりする。
そこで今回は、ダンボールをきれいに、そして強度を保ったまま折り曲げる加工方法4選を紹介しようと思う。
目次
なぜダンボールのサイズ調整が重要なのか?
宅配便の送料は、縦・横・高さの3辺の合計(サイズ)で決まる。
例えば、あと数センチ小さくするだけで、ワンサイズ下の送料(80サイズ→60サイズなど)になり、1回あたり数百円の節約になることも珍しくない。
チリも積もれば山となる。1回数百円でも1年で数万円の節約になる。
特にハンドメイド作家さんや頻繁に発送を行う方にとって、梱包の「サイズ最適化」は、ダイレクトに利益を増やすための必須テクニックになるからだ。
ダンボールの折り方・加工方法4選
| 加工方法 | 手軽さ | キレイさ | 強度 |
|---|---|---|---|
| 1:パワーで折り曲げる | 〇 | ✕ | △ |
| 2:定規、ヘラ | △ | ✕ | △ |
| 3:カッター | 〇 | 〇 | ✕ |
| 4:ルレット | 〇 | 〇 | 〇 |
ダンボールを折り曲げてサイズ調整をする方法を、手軽さや仕上がりの美しさで比較した。
あなたに合った方法を選んでほしい。
4:ルレットが断然おすすめ!
ではそれぞれの加工方法を見ていこう。
方法1:パワーで折り曲げる
手軽さ :★5
きれいさ:★1
強度 :★4
力任せに折り曲げる
(メリット)
・道具が一切不要
(デメリット)
・ほぼ確実に失敗する
・ダンボールの繊維方向に逆らう方向にはかなりの力が必要
・ぐにゃぐにゃの仕上がりになる
まあ正確に折り曲げることはできない。
特にダンボール内部の繊維方向に逆らって折る場合は難易度が跳ね上がる。
そして、最終的にダンボールを箱にしたときにいびつな形に仕上がり、強度も低下してしまう。
方法2:定規やヘラで折り曲げる

手軽さ :★3
きれいさ:★2
強度 :★4
(メリット)
・力任せよりちょっとキレイに仕上がる
(デメリット)
・繊維方向に逆らう曲げは難しい
・ぐにゃぐにゃの仕上がりになる
定規やへらなどをダンボールにあてがって、パワーで曲げる方法。
ダンボールの繊維に沿った方向へはきれいに折り曲げることができるけど、垂直方向(逆らう方向)へきれいに折ることは非常に困難だ。
長い定規をグッとダンボールに押し付けて折り目を付ける方法もあるけど、やはり繊維の垂直方向への曲げは難しい。
方法3:カッター

手軽さ :★4
きれいさ:★5
強度 :★2
きれいに折れるけど、慎重さが必要
(メリット)
・きれいに折れる
(デメリット)
・強度が落ちる
・失敗することがある
定規に沿ってカッターでダンボールの片面を切る方法。
カッターでの加工は慎重に行えば、かなりきれいに折り曲げ加工ができる方法だ。
しかし、カッターでダンボールの片面を切り裂くのでダンボールの強度が落ちてしまう。
さらに、カッターの刃を出し過ぎると切りすぎてしまいペランペランになって千切れることがある。
慎重に作業できるなら有力な加工方法だと思う。
僕はカッターで加工するときはガムテープで補強するようにしている。
方法4:ルレット

手軽さ :★4
きれいさ:★5
強度 :★5
簡単で手軽、しかも丈夫
(メリット)
・簡単
・きれいに折れる
・強度がある
(デメリット)
・700円くらいする
手芸などで型紙を写すときに使う「ルレット(ギザギザの歯がついた回転式の道具)」を使って折り目をつける方法。
定規に沿わせるようにしてルレットを動かすと、等間隔に小さな点線の折り目が付く。
ダンボールを切らないので強度を保持したままきれいに折り曲げることができる優れモノだ。
ルレットの使い方

1000mmx720mmのダンボール板をルレットで加工する様子。
定規を当てて、ルレットを動かすだけ。
軽めの力でOK。ちょっと浅いなーって感じたら、何度か往復させよう。
簡単にきれいな点線の折り目ができる。

ルレットの折り目は手できれいに折り曲げることができる。まっすぐだ。


1枚のダンボール板から好きなサイズの箱にすることができる。
送るものによって、ダンボールのサイズを探す時間を節約できるし、ダンボール代もとても安くなる。
変わったサイズのダンボールはすごく高いし小口で買えない。
だけどダンボールの1枚板は280円くらいと安い。かなり節約になる。
また送料も抑えることができる。上の写真の場合だとヤマト運輸160サイズの予定が140サイズにできたので、送料を500円近く節約できた。
サイズが大きいと緩衝材も大量に必要になるしね。
なので僕はルレットを使うようになってから、ダンボールをサイズごとにストックすることが減って、ほとんどを1枚板から加工するようになった。
1年を通すと数万円の節約ができているはずだ。
まとめ ルレット1本で節約できる
ダンボールのサイズ調整は、少しの工夫で仕上がりに大きな差がでる。
カッターで切ってボロボロになった箱で届くよりも、ピシッと綺麗に整えられた箱で届く方が、購入者様が受け取ったときの印象(ショップへの信頼度)も格段にアップするはずだ。
100円ショップの手芸コーナーでも手に入る「ルレット」は、まさに梱包作業の隠れた神アイテム。 ぜひ取り入れて、美しくスマートな節約梱包を実践してみてほしい。

