カンナ台の調整方法

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DIY向け カンナ台の台直し|簡単で確実な調整方法

今回はDIYer向け「カンナ台の調整方法」を解説していく。

僕らDIYerはカンナを複数台持つのは非現実的。なので汎用性のあるカンナが必要になる。

そんな汎用性を持たせた調整かつ、手軽に行える調整方法を紹介しようと思う。


カンナ台はすごく大事

カンナの写真。2台のカンナが並んでいる。

僕も最初は知らなかった

カンナの台直しはとても重要。いくらキレる刃がついててもカンナ台が狂っていると切れない。マジで切れない。
カンナ刃が木材に接触しないからだ。

なので、カンナ台はちょくちょくメンテナンスしてあげよう。

新品のカンナは調整が必要

新品で購入したカンナはメーカー出荷後に長期間保管されている可能性があり、カンナ台に狂いが生じていると思ったほうがいい。

なので、購入後はカンナ台を調整することをお勧めする。
そして刃も薄っすら膜がついているので研いだほうがいい。基本は研いで使おう。


理想的なカンナ台の形

今回紹介するのはDIY向けのカンナの調整方法。仕上げとしては中仕上げに該当する。

なぜ中仕上げかと言うと、面取り、段差を取る、キズを無くすのがDIYでのカンナの使い方であり、それには中仕上げの汎用性が適しているからだ。

中仕上げカンナ台の形

中仕上げカンナ台の刃口と台尻の位置を写真で説明している
刃口と台尻の位置
カンナ台の刃口と台尻を残して削る方法の説明
カンナ台を横から見た図

中仕上げのカンナ台は、2ヵ所が材料に接する形に調整する。
「刃口」と「台尻」。

この2点だけが材料に接するように調整してあげる。他の部分が膨らんでいる状態だと、刃が材料に接することができないので削ることができない。
なので「刃口」と「台尻」以外をサンドペーパーで削って凹ませる必要がある。

刃口も台尻も幅10mmくらいで0.2mmほど残るように削る。
この幅10mmや深さ0.2mmはDIYレベルであれば、そこまで精度は必要なく、おおよそで大丈夫。
そもそも、0.2mmなんてコントロールするのは難しい。無理だ。


カンナ台の確認

まずはカンナ台の状態を確認しよう。

スコヤ、差し金を使って縦、横、斜めの水平やねじれを確認する。
確認用の専用工具もあるけど、すごく高い。DIYならスコヤや差し金で十分だ。

カンナ台のねじれや反りをスコヤ、差し金を使って確認している様子
中央部分のチェック
カンナ台のねじれを差し金で確認している様子
斜めのねじれチェック
カンナ台の凹みや曲がりを確認している様子
中央はへこみやすい

光にかざすと隙間を確認しやすい。
ねじれ、凹み、反りを確認しよう。

面取りの頻度が多いと中央が削れて凹みやすい。


カンナ台の台直し

カンナ台を水平に研磨できるヤスリ台を作る。

サンドペーパーとアクリル板、スプレーノリでカンナ台を削る準備をしている
カンナ台直しの治具を作る
サンドペーパーをアクリル板にスプレーノリで貼り付けた状態
カンナ台のサンディング板

サンドペーパー#120をスプレーのりで平らな面に貼り付ける。
僕は2mmのアクリル板に貼り付けて、平らな机などに固定している。平らであればいいので、ベニヤ板などでもOKだ。

サンドペーパーは#120~240くらいを使う。ロールタイプがコスパがよくて、幅もちょうどいい。

ペーパーの貼り付けはスプレーのりのほうが平面が出やすいけど、両面テープでもOK。
凸凹にならないようにちゃんとテープを貼れば問題ない。

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手順1:全体を平らにする

手順1は飛ばしてもOK

曲がりやねじれが分かり難いときには全体をフラットにしてやろう。

調整が必要な箇所が明確ならこの手順は飛ばしてもOK。
僕も3回に2回くらいは飛ばしている。

カンナの刃を少し引っ込めている状態
刃を引っ込める

カンナの刃を出ないくらいの状態にしておく。実際に使う状態に近いほうがいいので僕は刃を入れている。入れなくてもいいかな。どっちでもいいと思う。誤差範囲だ。

カンナ台をフラットに調整するためサンディングしている様子
カンナ台全体をフラットに研磨している
カンナ台全体をフラットに研磨している様子
カンナを逆に持って研磨

偏って削らないように注意しつつ、何度か往復したらカンナを逆にしよう。逆にすることで手の動きの偏りを分散できる。

削ったら差し金で全体が水平になっているか確認しよう。光に当てて、隙間なく水平になるまで全体を削る。

あまり削りすぎるとカンナの寿命が短くなるのでほどほどに。

手順2:台頭を削る

カンナ台の台頭の位置を図示している
台頭全体を削る

鉛筆で黒く塗りつぶしておくと、研磨ぐあいを確認しやすい。

カンナ台の台頭を研磨している様子
カンナを逆にして同じように削ろう

全体が水平になったら、台頭を削る。0.2mmほど。正確に測れないので、なんとなくでOK。多少削りすぎても問題ない。

刃口まで削らないように注意しながら削ろう。これも偏らないように、カンナを逆にして削ることを忘れないように。

カンナ台を削って台頭に隙間ができている様子
台頭に隙間ができている様子

差し金で台頭に少し隙間ができていることを確認できた。

手順3:刃口と台尻の間を削る

カンナ台の刃口と台尻の位置を写真で説明している

先ほどと同じように刃口と台尻の間も削る。それぞれ10mmほどの幅を残す。もっと狭くてもいい。特に刃口はもっと細くても大丈夫。5mmくらいでもOK。

カンナ台の台尻と刃口を削ってしまわないように、カンナ台の側面に鉛筆で印をつけておく

台尻と刃口を削ってしまわないように、あらかじめ鉛筆で側面に印をつけておくとやりやすい。

カンナ台の台尻と刃口を残して削っている様子

側面につけた印を目安にして、刃口と台尻の間を削っていく。
たまに逆に持ち替えて削ることも忘れずに。

カンナ台の台尻と刃口の間に隙間ができるように調整した様子
刃口と台尻の間に隙間が見える

刃口と台尻の間がちゃんと削れているか差し金を使ってしっかり確認する。
縦、横、斜め方向も確認しよう。

以上で完了!

カンナ台の調整は以上で完了となる。

僕の場合は、2ヶ月に一度くらいの頻度で調整しているかな。台の狂いは使用頻度だけじゃなく、季節の変わり目でも狂いやすい。ちょくちょくチェックしよう。


まとめ

僕らDIYerがプロと同レベルでカンナを使うことはまずない。
カンナ掛けの技術・経験は桁違いだし、使用頻度も違う。1か月間使わないこともざらだ。

なので僕らDIYerは最低限使えるカンナで十分だと思う。プロのように何台ものカンナを使い分けることもないし。

平面づくり、面取り、キズ直しができれば十分。それに応じたメンテナンスで十分だ。

-作り方&やり方
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