ギボシの正しい接続位置と硬くて抜けないときの対処法

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ギボシ端子の正しい接続方法、硬くて抜けないときの対処法

「ギボシはどこまで挿入すればいいの?」
「ギボシが硬すぎて外せない」
「外そうとしても壊れそうで怖い」

そんな時に役立つギボシの脱着方法とコツを解説していく。
もし、ギボシを壊してしまっても大丈夫。
カシメ方を別の記事で紹介している(大丈夫じゃない)


電源はOFF

必ず電気が通っていない状態にすること

ギボシに電気が通電していない状態で作業しよう。通電中に作業するとショート、漏電、地絡などの事故のもとになる。
昨今の車やバイクは配線の通電状態を常時チェックしているので、通電中にギボシを外すと通電エラーと判断されることもある。
ディーラーじゃないと解除できないこともあるので注意しよう。


ギボシ端子の構造

構造を知ろう

ギボシ端子の構造説明

ギボシ端子を正しく接続すると、上の写真のようにしっかりと挿入されている。
思ったよりも深くまで挿入されている。

ギボシ端子のオスとメスには段差がある
ギボシ端子の段差

オス端子、メス端子の中央部に段差があるのが分かるだろうか?
この両者がしっかり組み付くことで、強固な接続を実現している。


ギボシ端子はどこまで入れる?

10mmほど、カチっとするまで

ギボシ端子を正常に接続した状態

絶縁スリーブの上からしっかりとギボシ端子を指で押さえながら、【カチッ】とクリック音がするまで挿入しよう。
ギボシのサイズにもよるけど、おおよそ10mmほど挿入する。
しっかり挿入できると、電線を引っ張ってもズレないし外れない。
強引に電線を引っ張ると、先にちぎれてしまう。それくらい強固に接続されている。

絶縁スリーブはメスが外側にくる

絶縁スリーブはオスが内側、メスが外側になるように組み付く。
スリーブ同士の摩擦でスリーブ自身もズレにくくなるのでしっかり差し込もう。


ギボシの外し方

ギボシ端子を外す方法

1:ギボシの金属部分を掴む
2:少しねじりながら外す

ギボシ端子の金属部を持って、ねじりながらだと外しやすくなる。ちょっと力は必要だけど。

電線を引っ張らない

電線をもって引っ張りたくなるけど、やめておこう。
ギボシ端子が外れるよりも先に、電線が千切れてしまう。

硬くて硬くて抜けないときは次の方法を試そう。

硬くて外れないときの対処法

ギボシが硬くて外れないときの対処法

ペンチでギボシ端子を直接つかんで、ねじりながら外す。
絶縁スリーブの上から掴むと穴が開いちゃうので、スリーブはずらしておこう。

ペンチが滑るときは、ゴム板を挟んでやると滑りにくくなる。

それでも硬いときは潤滑油

クレ556とかでもいいけど、できれば溶剤の少ない、入っていない機械油を少し指してやろう。
金属接合部ピンポイントならクレ556でもいいか。
ペンチで掴むところ、電線の被覆に潤滑油がかからないように注意すれば、何でもいいと思う。

しかし、シリコンスプレーはお勧めしない。電気周りには不適。
接点不良の原因となるためだ。リレー、マイクロスイッチなどの金属接点なども同様なので近くでシリコンスプレーを使うときは注意してほしい。

(読み飛ばしてOK)
金属接点に被膜が形成され、接点不良となるからだ。接点の印加電流が小さいと形成された被膜をつき破れないので、絶縁不良となり電気が流れなくなる。
印加される電流が大きいと、被膜を突き破って問題になりにくいけど、接点に炭化物が形成されるので長期的に見たら接点不良になりやすくなる。常時閉回路となるギボシ端子では問題にならないかもしれないけど、あえてシリコンスプレーを使うメリットはない。

それでもまだ外れないとき

切るしかない。
新たにギボシ端子をカシメよう。


まとめ 10mm挿入、ねじりながら外す

・接続はクリック音がするまで、約10mm差し込む

・ねじりながらだと外しやすい

・外れないときはペンチを使う

・さらに外れないときは潤滑油

強固な接続のギボシなので、初心者の方は脱着時に不安になることが多いと思う。
ちょっとでもあなたのDIYの参考になれたらうれしい。

-作り方&やり方
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