ダボ難しくない?
ダボは難しい。
ダボは複数使って木材を接合する性質上、高い加工精度を必要とする。
正確にまっすぐ穴を開けるのも難しく、さらに等間隔で同じ位置に穴を開けるのも難しい。
初心者DIYerなら尚更だ。
いや、初心者じゃなくても難しい。
ってことで敬遠しがちな【ダボ】を簡単に正確にまっすぐできるダボ用治具を作ったので紹介しようと思う。
ダボに悩んでいる方や躊躇している方はぜひ参考にしてほしい。
僕はこのダボ用治具を使うようになってから、ダボをよく使うようになった。簡単になったから。
ダボ治具の外観


シンプルで汎用性があるダボ治具
見てわかるくらいシンプルなダボ用治具。
しかし、ハンズフリーの穴あけと比較にならないくらい正確に加工ができる。
追加でガイド板を取り付ければ、2x4で同じ位置に正確に穴あけすることも可能だ。

ダボ治具の高い加工精度



棚の脚になる円柱と棚の底板にダボ治具を使って加工した。
ダボ穴は垂直かつ、等間隔にピッタリ加工できるので、すんなり組み付けることができる。
手加工では垂直も等間隔の穴加工は難しいが、ダボ治具を使うといとも簡単に正確な加工ができる。
写真の時は合計16脚32ダボとなったが失敗はゼロだった。ぐらつきもゼロ。全部すんなり入った。
ダボ治具の作り方

材料
・材料1:SUSパイプ 外形10mm、内径8mm、長さ35mm 2本
・材料2:10mm厚の端材 高さ20mm、長さ15mm 3個
・材料3:12mm合板 高さ35mm、幅65mm 2個
・接着剤:瞬間接着剤、エポキシ接着剤
今回はφ8mmのダボ用なので内径8mmのSUSパイプを使っている。使用するダボの径に合わせて選んでほしい。
それに合わせて、材料2の厚みも変わるので注意してほしい。エポキシ接着剤で肉盛りするので、SUSパイプより多少厚みがある材料でも大丈夫だ。
また、2x4用ダボ治具にする場合は材料3の厚みを調整することで対応できる。
2x4は厚み38mmなので、材料3を14mmにすれば中心から合計19mmとなり、2x4の中央に穴あけできるようになる。
ステップ1:仮組み

まずは材料を仮組して、SUSパイプの位置を確認しよう。
ステップ2:材料2+3を接着

SUSパイプ分の隙間を開けて、材料2と3を瞬間接着剤で組み付ける。
白ボンドでも可。

木工用の瞬間接着剤を使うとズレにくい。
僕が使っているのはアルテコ。固まるまでに若干の猶予があるので位置調整しやすい。
ステップ3:SUSパイプを接着



エポキシ接着剤はSUSパイプの隙間を埋めるようにたっぷり目に塗布しよう。エポキシは肉盛りできるので使いやすい。
金属を接着できて肉盛りできるなら、ほかのシリコン系接着剤でも代用可。

垂直確認!
SUSパイプが垂直になるように注意しつつ、組付けよう。
ステップ4:組み付けて圧着

瞬間接着剤を塗布して12mm合板で蓋をする。

組み付け後にズレや歪みが無いように圧着する。5分ほど。
特にSUSパイプと治具の底が垂直になるようにしっかりと位置調整しよう。

以上で完成。
ダボ治具の使い方
位置合わせ

ダボ治具の中心と治具のフチを使って位置合わせする。
ダボ穴に墨線を引いて位置合わせするのは難しいので、僕はこの方法で位置合わせしている。
ダボ治具をカスタマイズしてガイド板を2面に貼り付ければ墨線が無くても使うことができる。
2x4や特定の角材専用にするなら全然ありだと思う。とても楽になる。
ダボ治具を木材に固定し穴開け


ダボ治具を材料にしっかり固定して、φ8ドリルビットでダボ穴を開ける。
インパクトドライバ、ドリルドライバどちらでも可。ドリルドライバのほうが軸ズレしにくいので初心者はドリルドライバがいいと思う。
ダボ治具の固定はクランプで固定するのがベスト。手で押さえてもズレなければ大丈夫。
仮に1つめダボ穴をあけているときに治具がズレてしまっても、片方の穴にダボを先に入れておけば等間隔に穴あけできる。

材料同士を組み付ける


φ8ダボをダボ穴にハンマーで叩いて挿入する。いきなり接着剤を付けるのではなく、事前にすんなり入ることを確認しておこう。
まっすぐに加工できているのですんなり入る。
後はいつも通り、全体に接着剤を塗布してから圧着しよう。かなりの強度になるはずだ。
まとめ 治具を使えばダボは簡単
どうしてもまっすぐ穴開けできないDIYerは一度ダボ治具を試してみてほしい。
思いのほか簡単にダボを使うことができる。
ビスを表に出さない作品作りができるとグッと上級者っぽい作品になるのでぜひ取り入れてほしい。



